トビラシステムズの立会外分売分析
銘柄名 | 【4441】 トビラシステムズ |
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市場 | 東証マザーズ |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社は、本日の開示資料「東京証券取引所市場第一部への上場市場変更承認に関するお知らせ」に記載のとおり、株式会社東京証券取引所の承認を受け、2020年4月27日をもちまして、東京証券取引所マザーズから同取引所市場第一部へ市場変更することとなりました。
今回の立会外分売は、市場第一部への市場変更における形式要件(株主数、流通株式比率)を充足するために行うものであります。 本立会外分売に関して、当社の主要株主および親会社以外の支配株主である代表取締役社長明田篤から、本目的に賛同する旨およびその保有する当社株式について売却可能の意向を受けており、約定結果によっては当社の「親会社以外の支配株主の異動」が発生する可能性があります。「親会社以外の支配株主の異動」の発生を認識した場合は、速やかにお知らせいたします。 |
スケジュール
発表日 | 2020/04/10 (金) |
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予定期間 | 2020/04/20 (月) ~ 2020/04/24 (金) |
実施日 | 2020/04/20 (月) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,580 円 |
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分売枚数 | 3,000 枚 | 前日終値 | 1,601 円 |
申込上限 | 2 枚 | 分売価格 | 1,537 円 |
PER | 60.21 倍 | 割引率 | -4.00 % |
PBR | 15.86 倍 | 発表日比 | -2.72 % |
株式情報
発行済株数 | 10,222,800 株 | 時価総額 | 15,712 百万円 |
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浮動株数 | 756,487 株 | 浮動株総額 | 1,163 百万円 |
分売株数 | 487,600 株 | 分売総額 | 749 百万円 |
前日出来高 | 118,900 株 | 出来高/分売数 | 24.38 % |
対株式数比 | 4.77 % | 浮動株比率 | 7.40 % |
対浮動株比 | 64.46 % |
参加評価
分売評価 | D | ||
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評価コメント | 板は300枚、出来高1,000枚程度と流動性は高い。 分売目的の通り4月27日付けでの東証1部への市場変更の要件となる形式要件充足目的の分売となっている。 直近2019年10月末現在の株主数は1,437名のため、分売後のみなし株主数は充足できる計算となっている。 また流通株式比率は30.26%程度のため、分売後はかなり際どいがなんとか基準の35%は達成できることとなる。 今期業績は売上高+25%、営業利益+15%を見込んでおり、1Q時点では2Q計画値の概ね半分程度と順調そう。 年間配当は10.6円で利回りは0.7%ほど。株主優待はない。 PER51.8倍、PBR15.7倍の株価水準は割高感がある。 株価はコロナショックの影響で一時年明けの半値以下である1,000円割れから現在は1,600円近辺まで戻している。 1部指定目的ならまだ一定の買い需要は期待買いはできるが、承認条件での分売となると材料出尽くしとなりやすい。 マザーズでは容認された割高さも東証1部では割高感は否めないため、中長期的には保有しづらいといえる。 一方で上限枚数2枚のためこの枚数では参加者数が少なければ一定数の売れ残りは出やすいものと思われる。 実際の浮動株比率は10%程度と見込まれるため、分売が完売すれば上値は重くなりやすそうで微妙そうなところ。 規模感の類似案件では売れ残ったおかげで寄りでは利益が出たがザラ場中に割れたファイズを参考にしたい。 4/17追記: 発表翌日は1部指定の好感して窓を空けて上昇したが前日には窓埋めまで売り込まれており過熱感はない。 分売株数の大半が捌けないと流通株式比率を充足できないためか弱気の4%割引で完売させたい強い意志を感じる。 純粋に需給だけで見れば完売すれば売り需要を支えきれるかは微妙なラインであり、上限が低いため売れ残りが発生すれば寄りでは利益が出る局面もあるかもしれない。 この手の案件はいつも通り裏の読み合いで動くのが正解のパターンが多く、朝の気配を見て皆が参加しそうな気配なら不参加、手出ししたくなければ参加方向としたい。 |