プロレド・パートナーズの立会外分売分析
| 銘柄名 | 【7034】 プロレド・パートナーズ |
|---|---|
| 市場 | 東証マザーズ |
| 信用区分 | 信用 |
| 実施目的 | 当社は、2018年7月に東京証券取引所マザーズ市場に上場いたしましたが、更に社会的な認知度や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的として、東京証券取引所市場第一部への市場変更を準備しております。
今回の立会外分売は、市場第一部への市場変更における形式要件である株主数の充足及び当社株式の流動性向上を図ることを目的として行うものであります。 本立会外分売に関して、当社の主要株主である佐谷進氏が保有する当社株式について売却するものであり、約定結果によっては当社の「主要株主の異動」が発生する可能性があります。主要株主の異動」の発生を認識した場合には、速やかにお知らせいたします。 |
スケジュール
| 発表日 | 2020/03/12 (木) |
|---|---|
| 予定期間 | 2020/03/27 (金) ~ 2020/04/02 (木) |
| 実施日 | 2020/03/27 (金) |
分売情報
| 単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 2,890 円 |
|---|---|---|---|
| 分売枚数 | 4,900 枚 | 前日終値 | 3,465 円 |
| 申込上限 | 2 枚 | 分売価格 | 3,343 円 |
| PER | 94.46 倍 | 割引率 | -3.52 % |
| PBR | 18.55 倍 | 発表日比 | 15.67 % |
株式情報
| 発行済株数 | 10,556,800 株 | 時価総額 | 35,291 百万円 |
|---|---|---|---|
| 浮動株数 | 728,419 株 | 浮動株総額 | 2,435 百万円 |
| 分売株数 | 300,000 株 | 分売総額 | 1,003 百万円 |
| 前日出来高 | 58,800 株 | 出来高/分売数 | 19.60 % |
| 対株式数比 | 2.84 % | 浮動株比率 | 6.90 % |
| 対浮動株比 | 41.19 % |
参加評価
| 分売評価 | D | ||
|---|---|---|---|
| 評価コメント | 出来高は1,000枚と流動性は高いように見えるが、板は50枚もないところを見るとアルゴの水増し感がある。 2019年9月以来、半年ぶり2回目の分売となっている。 現状の流通株式比率は30.05%程度であり、この分売を実施してもまだ1部基準の35%には届かないためもう1回必要か。 2019年10月末現在の株主数は755名と分売実施後にも関わらず半期前より減少しているため、どちらかというとこちらの要件充足させる方が急務ではないかと考えられる。 年間配当は無配で株主優待もなく株主還元策に乏しい。 PER45.3倍、PBR9.46倍の株価水準は割高感がある。 株価は以前は4,000円近辺で推移していたが、コロナショックにより売り込まれて3,000円前後で取引されている。 前回は株式分割前で超値嵩だったこともあり皆が敬遠した結果、63%が売れ残る事態になったにもかかわらず寄りでは分売価格を割れているため、同様に今回も厳しそう。 上限が低いため参加者皆無であれば同様に売れ残って売り圧力低減の可能性はあるが、需給読みの難易度は高い。 実施日が3月優待権利日と被っていることもマイナス材料であり、あえてこの案件に参加するメリットは薄そう。 3/26追記: 発表タイミングのせいもあり発表日から500円以上高い値決めとなっており指標的にもまったく割安感はない。 流動性もこの分売数量を捌くには厳しく、買い板も薄いままのためこのままでは損失が出る可能性が高い。 加えて日経大陰線直後だけにこの状況下では実需もほとんど入らずに上値の重い展開が予想される。 上限が2枚のため売れ残る可能性に賭けて参加するよりも、3月優待取りに資金を振り向ける方が期待値は高い。 |
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