アジア航測の立会外分売分析

銘柄名 9233】 アジア航測
市場 東証2部
信用区分 貸借
実施目的 今回の立会外分売は、当社株式の流動性向上を図ることを目的として行うものであります。

スケジュール

発表日 2020/03/09 (月)
予定期間 2020/03/16 (月) ~ 2020/03/19 (木)
実施日 2020/03/16 (月)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 675 円
分売枚数 2,800 枚 前日終値 551 円
申込上限 10 枚 分売価格 534 円
PER 11.38 倍 割引率 -3.09 %
PBR 2.04 倍 発表日比 -20.89 %

株式情報

発行済株数 18,614,000 株 時価総額 9,940 百万円
浮動株数 1,451,892 株 浮動株総額 775 百万円
分売株数 213,000 株 分売総額 114 百万円
前日出来高 94,900 株 出来高/分売数 44.55 %
対株式数比 1.14 % 浮動株比率 7.80 %
対浮動株比 14.67 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

※ザラバ中発表のため直前約定価格を発表日終値とする

板は200枚、出来高500枚程度と流動性は十分ある。

有報を見る限りでは第8位株主の新日本空調が同数を保有しており、期末近いことも含めて持ち合い株売却とみられる。

今期業績は売上高+5%、営業利益+11%を見込んでいるが、1Q時点では営業赤字は前年同期比で倍と出足は厳しい。

年間配当は14円で利回りは2.6%ほど。株主優待はない。

PER8.42倍、PBR0.69倍の株価はやや割安感がある。

株価は昨年秋の600円付近から年明けにかけて倍近くに急騰していたが、現在では上げをほぼ帳消しに下落している。

貸借銘柄で手頃な株価帯であるため需給面での不安はなさそうだが、昨今の状況下では市況次第という他はない。

所詮分売は裁定と割り切っていくらで寄るかは一切気にせずに事前に空売りを入れた分を取りに行くこととしたい。

3/13追記:

この歴史的大暴落にも関わらず普通に分売実施をしようという姿勢は大したものだと感心はしたいところ。

分売価格は2017年以来の安値圏であり、値ごろ感はある。

たださすがにこの状況だと見送りの可能性が高かったため空売りの入りはいまいちで安心できる水準ではない。

疑心暗鬼な相場は続くが、現時点での先物は大幅反発しておりもしこのままであるなら一定の買い需要はありそう。

第一交通の結果を踏まえると短期的にどこか逃げ場はありそうだが、相場が読めないため短期勝負としたい。

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