シンクロ・フードの立会外分売分析

銘柄名 3963】 シンクロ・フード
市場 東証1部
信用区分 貸借
実施目的 当社株式の分布状況の改善及び流動性向上を図るため

スケジュール

発表日 2020/02/14 (金)
予定期間 2020/02/21 (金) ~ 2020/02/26 (水)
実施日 2020/02/21 (金)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 547 円
分売枚数 25,900 枚 前日終値 429 円
申込上限 100 枚 分売価格 418 円
PER 194.99 倍 割引率 -2.56 %
PBR 9.06 倍 発表日比 -23.58 %

株式情報

発行済株数 26,893,800 株 時価総額 11,242 百万円
浮動株数 1,452,265 株 浮動株総額 607 百万円
分売株数 1,340,000 株 分売総額 560 百万円
前日出来高 454,000 株 出来高/分売数 33.88 %
対株式数比 4.98 % 浮動株比率 5.40 %
対浮動株比 92.27 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

板・出来高ともに300枚程度と流動性はまずまず。

2018年5月以来2年ぶり4回目の分売実施となっている。

これまでは株主数増加目的の分売だったのに対して、今回は発行済株式の5%弱で上限100枚と雰囲気が違っているため単純に大株主の換金売り目的の分売であると考えられる。

今期業績は売上高+25%だが営業利益は横ばい予想なものの、3Q時点では進捗率60%かつ前期比-12%となっているのではさすがに通期ベースでは未達懸念も否めない。

配当は無配で株主優待もなく、株主還元策に乏しい。

PER25.3倍、PBR4.62倍の株価水準はやや割高感がある。

株価は500-600円の比較的狭いレンジで取引されており、一時的な需給悪化で底値目処は節目の500円が意識される。

分売数量は非常に多いが、幸いなことに年末から貸借銘柄に選定されているため需給面ではさほど心配なさそう。

株価も手頃で手を出しやすい価格帯であるため、下値での損切りは出にくく利幅は渋いが底堅い案件になりやすい。

類似案件としては2年前の日本アクアの規模感が近い。

気軽に参加できて配分もされやすいことから、あまり深く考えなくても参加方針としておいて問題なさそう。

2/20追記:

発表日から20%以上売り込まれており、割引率は及第点だが分売価格は過去3年近くの安値以下なのは魅力的。

出来高も増加して空売りもそこそこ入っており、とりあえず短期的な面においてはなんとかなりそうな気がする。

株価の安い案件は大した利益も損失も出ることはないので、朝の気配は確認しつつも基本は参加で問題なさそう。

ただ一巡後は昨今の分売のように上値が重くなると思われるため、下押しするようなら損しないうちに見切りたい。

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