オロの立会外分売分析
銘柄名 | 【3983】 オロ |
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市場 | 東証1部 |
信用区分 | 貸借 |
実施目的 | 株主数の更なる増加および流動性の向上を図るため。 |
スケジュール
発表日 | 2020/02/14 (金) |
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予定期間 | 2020/02/26 (水) ~ 2020/02/28 (金) |
実施日 | 2020/02/26 (水) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 3,375 円 |
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分売枚数 | 1,600 枚 | 前日終値 | 3,080 円 |
申込上限 | 1 枚 | 分売価格 | 3,018 円 |
PER | 66.37 倍 | 割引率 | -2.01 % |
PBR | 9.45 倍 | 発表日比 | -10.58 % |
株式情報
発行済株数 | 16,600,000 株 | 時価総額 | 50,099 百万円 |
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浮動株数 | 913,000 株 | 浮動株総額 | 2,755 百万円 |
分売株数 | 100,000 株 | 分売総額 | 302 百万円 |
前日出来高 | 145,900 株 | 出来高/分売数 | 145.90 % |
対株式数比 | 0.60 % | 浮動株比率 | 5.50 % |
対浮動株比 | 10.95 % |
参加評価
分売評価 | C | ||
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評価コメント | 板は200枚、出来高1,000枚以上と流動性は高い。 2018年3月以来2年ぶり3回目の分売実施となっている。 東証1部に昇格したが2019年6月末現在の株主数は1,940名と2部降格基準を下回っており、直近12月末の株主数も芳しくなかったため猶予期間入りを避けるための分売と思われる。 マザーズ上場中は昇格期待で株主数は増えるが、実際に1部指定されてしまうと単に割高株となってしまうため会社に魅力がなければ株主が定着しないよくあるパターンである。 おそらくこれで株主数は増えても一過性のため、優待新設などした方が株主利益を考えた対策になるのではないか。 前期は売上高+12%、営業利益+13%で着地しており、来期は売上高+14%、営業利益+34%と6期連続増益を見込む。 年間配当は9円で利回りは0.3%ほど。株主優待はない。 PER40.5倍、PBR8.13倍の株価水準は割高感がある。 株価は年末に4,500円近くを付けてから現在までずっと反落しており75日線割れの3,500円付近で取引されている。 鉄板の東証1部貸借銘柄で流動性に比べて分売数量も少ないため需給面での不安はなく、安定した利益が期待できる。 心配であれば事前にヘッジをすればいいだけであり、割引率が多少渋くても結構な利幅が取れるのではないか。 高騰しすぎなければぜひ参加方針としたい。 2/25追記: こちらも暴落日に実施したところは評価できるが、割引率は2.0%と渋いのだけはもったいないところ。 寄りで節目の3,000円を割れてからすぐ戻しているところを見ると、さすがに一定の買い需要は期待できそう。 ただ中止懸念で空売りがそこまで入っていないのと割引率の問題や値嵩株は売りが出やすいことを勘案すると当初想定ほどは利益は期待できないのが惜しいところ。 昨今の状況から朝の市況と気配の確認は必要だが、分売数量もあまり多くないため基本は参加方向としたい。 ただ暴落が続くようなら投げ売りで割れるときは割れるため、取消含めて機動的に動けることは前提としたい。 |