KVKの立会外分売分析

銘柄名 6484】 KVK
市場 JASDAQ
信用区分 信用
実施目的 当社株式の分布状況改善および流動性向上を目的とするものです。

スケジュール

発表日 2020/02/12 (水)
予定期間 2020/02/19 (水) ~ 2020/02/21 (金)
実施日 2020/02/19 (水)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,672 円
分売枚数 600 枚 前日終値 1,665 円
申込上限 3 枚 分売価格 1,616 円
PER 15.52 倍 割引率 -2.94 %
PBR 0.99 倍 発表日比 -3.35 %

株式情報

発行済株数 8,347,078 株 時価総額 13,489 百万円
浮動株数 751,237 株 浮動株総額 1,214 百万円
分売株数 26,400 株 分売総額 43 百万円
前日出来高 200 株 出来高/分売数 0.76 %
対株式数比 0.32 % 浮動株比率 9.00 %
対浮動株比 3.51 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

板は50枚程度、出来高は1桁の日もあり流動性に乏しい。

分売数量はごく僅かだが、これすら市場で捌きづらいため仕方なく分売での売却になっているものと思われる。

JASDAQによくありがちが同族会社のため、時価総額的にも東証本則市場への市場変更については考えづらい。

今期業績は売上高+1%、営業利益+2%を見込んでおり、3Q時点の進捗率は92%の予想は保守的で上ブレ余地がある。

年間配当は44円で利回りは2.7%ほど。株主優待として3月権利で500株以上に3,000円相当の入浴用品の設定がある。

PER9.31倍、PBR0.70倍の株価水準は割安感がある。

株価は1,450-1.700円のレンジ相場だが、上下しつつも10年で4倍になっておりむしろ長期投資に向いていそう。

流動性は高くないため短期的な利益はあまり見込めそうにないが、年末の三京化成のように意外と下値は堅そう。

業績も好調な割安株であり、この手の銘柄は売りが一巡するまで放置しておいた方がいいかもしれない。

とはいえこの枚数では配分はまず期待はできない。

3月権利が近いこともあるため買い需要はありそうなため、しばらく放置してみる前提であれば参加としたい。

2/18追記:

出来高はわずか3枚で最後は売り気配での約定で終わっているため、買い板を基準にすると割引率は2.1%と渋い。

出来高が2桁あれば多少マシだったが、これでは類似の阪神内燃機工業のように少しの売りで割れる可能性もある。

ただはごろもフーズやミダックが想定外に健闘したことを踏まえると単に流動性がないだけで切り捨てるのは惜しいため、一応は朝の気配を見ての最終判断としたい。

分売数量はごく僅かのため無理に焦って下値で売却する必要もなく、ある程度持ち越し前提としたい。

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