シルバーライフの立会外分売分析

銘柄名 9262】 シルバーライフ
市場 東証マザーズ
信用区分 信用
実施目的 当社は2017年10月に東京証券取引所マザーズ市場に上場いたしました。 今後更に社会的な認知度や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的として東京証券取引所本則市場への市場変更申請を行っております。

今回の立会外分売は、市場第一部への市場変更における形式要件である株主数の充足を図るとともに、当社株式の分布状況への改善及び流動性の向上を図ることを目的として行うものであります。

ただし、何らかの理由で市場第一部の基準を満たさないと判断された場合には、市場第一部への市場変更が認められない可能性があります。

スケジュール

発表日 2019/12/10 (火)
予定期間 2019/12/18 (水) ~ 2019/12/20 (金)
実施日 2019/12/18 (水)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 3,140 円
分売枚数 7,300 枚 前日終値 2,640 円
申込上限 2 枚 分売価格 2,561 円
PER 135.27 倍 割引率 -2.99 %
PBR 12.76 倍 発表日比 -18.44 %

株式情報

発行済株数 10,616,400 株 時価総額 27,189 百万円
浮動株数 1,019,174 株 浮動株総額 2,610 百万円
分売株数 315,000 株 分売総額 807 百万円
前日出来高 474,700 株 出来高/分売数 150.70 %
対株式数比 2.97 % 浮動株比率 9.60 %
対浮動株比 30.91 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

板は300枚、出来高1,000枚以上と流動性は高い。

東証1部への市場変更を目的とした分売となっており、株主数以外の形式要件上は概ね条件は満たしている状況。

2019年7月末現在の株主数は1,748名であるため、この分売後のみなし株主数では1部要件は問題なく充足できそう。

今期業績は売上高+13%、営業利益+12%を見込んでいるが、1Q時点では広告費用など先行投資で減益となっている。

年間配当は無配で株主優待もなく株主還元策に乏しい。

PER40.5倍、PBR3.70倍の株価水準は割高感がある。

株価は春先の2,000円割れからは右肩上がりで下値を切り上げながら上昇しつつあり下値目処は3,000円が意識される。

既に1部申請中であることから、問題なく分売が実施されれば近いうちには東証から承認されるものと思われる。

10億円規模の分売は上値は重くなりそうだが、直近でマーケットエンタープライズやレアジョブが捌けているのを見ると市況が悪化しなければなんとかなりそうな気もする。

ただ分売価格を一時的には下回るリスクは十分ありそうなため、短期勝負と割り切るか1部承認まで持ち越すつもりか参加スタンスをはっきりさせてから臨みたい。

12/17追記:

発表日から500円近く売り込まれているが、前日に釣り上げられているため割引率3%でも値ごろ感はない。

流動性は十分高いため需給面ではこなせそうだが、レアジョブのように一時的には分売価格を割れる可能性もある。

1部昇格案件で下値まで売り込まれているため一定の買い需要はありそうだが、参加するにしても当日朝の気配を確認の上である程度のリスクは承知の上で検討したい。

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