大阪油化工業の立会外分売分析
銘柄名 | 【4124】 大阪油化工業 |
---|---|
市場 | JASDAQ |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 一定数量の売却意向があり、当社として検討した結果、立会外分売による株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため |
スケジュール
発表日 | 2019/12/03 (火) |
---|---|
予定期間 | 2019/12/11 (水) ~ 2019/12/17 (火) |
実施日 | 2019/12/11 (水) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,345 円 |
---|---|---|---|
分売枚数 | 800 枚 | 前日終値 | 1,268 円 |
申込上限 | 5 枚 | 分売価格 | 1,230 円 |
PER | 33.21 倍 | 割引率 | -3.00 % |
PBR | 3.77 倍 | 発表日比 | -8.55 % |
株式情報
発行済株数 | 1,073,500 株 | 時価総額 | 1,320 百万円 |
---|---|---|---|
浮動株数 | 401,489 株 | 浮動株総額 | 494 百万円 |
分売株数 | 53,000 株 | 分売総額 | 65 百万円 |
前日出来高 | 34,900 株 | 出来高/分売数 | 65.85 % |
対株式数比 | 4.94 % | 浮動株比率 | 37.40 % |
対浮動株比 | 13.20 % |
参加評価
分売評価 | B | ||
---|---|---|---|
評価コメント | 板は80枚、出来高20枚程度と流動性に乏しい。 時価総額は14億円程度しかないため、2部も含めて本則市場への市場変更の可能性は現状では考えられない。 なお筆頭株主は名簿上は信託口となっているが社長の堀田哲平氏の信託財産であり、先日自社株買いで2万株を処分していることを踏まえても同氏からの売却の可能性が高い。 今期からは連結決算に移行しているため単純比較はできないものの、+13%増益だが-29%減益予想と振るわない。 年間配当は25円で利回りは2.0%ほど。株主優待はない。 PER25.2倍、PBR0.78倍の株価水準は市場平均並み。 株価は上場後の急騰が落ち着いてからは一貫して下落し続けていたが、1,200円台では一旦は下げ止まっている。 分売株数が5万株足らずとはいえ発行済株式が107万株しかないため市場へのインパクトは小さくはない。 絶対的な分売数量は少ないものの、もう少し流動性が改善しない限りは需給面では厳しいかもしれない。 前日にそれなりに出来高が増加していれば参加としたい。 12/10追記: 発表日から5%近く売り込まれており、分売価格は年初来&上場来安値と同値になっている点については評価できる。 流動性も大幅に改善しており、この分売数量であれば短期的な需給についてはまったく問題ないといえる。 テクニカル的にも下げ過ぎで底値圏であり、分売通過による一定の買い戻し需要が期待できそう。 どうせこの数量ではまず配分は見込めないので、深く考えずに参加しておいてもリスクは限定的で損はなさそう。 |