三京化成の立会外分売分析

銘柄名 8138】 三京化成
市場 東証2部
信用区分 売禁
実施目的 一定数量の売却意向があり当社として検討した結果、立会外分売による当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。

スケジュール

発表日 2019/11/27 (水)
予定期間 2019/12/05 (木) ~ 2019/12/10 (火)
実施日 2019/12/05 (木)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 2,775 円
分売枚数 500 枚 前日終値 2,781 円
申込上限 6 枚 分売価格 2,670 円
PER 23.68 倍 割引率 -3.99 %
PBR 1.26 倍 発表日比 -3.78 %

株式情報

発行済株数 1,560,000 株 時価総額 4,165 百万円
浮動株数 461,760 株 浮動株総額 1,233 百万円
分売株数 20,000 株 分売総額 53 百万円
前日出来高 5,500 株 出来高/分売数 27.50 %
対株式数比 1.28 % 浮動株比率 29.60 %
対浮動株比 4.33 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 D
評価コメント

板・出来高ともに20枚未満と流動性に乏しい。

見ての通りの流動性のため2万株足らずをザラバで売却するのでさえ厳しいため分売での売却となっている。

年間配当は85円で利回りは3.2%ほど。株主優待はない。

PER25.3倍、PBR0.35倍の株価水準はPBRは割安感がある。

チャートが飛び飛びのため体をなしてないが、長期的には2,500-2,800円のレンジで取引されている。

貸借銘柄であればなんとかなると思ったが、発表即日に一発売り禁になってしまっては手を出す余地がない。

初回の神姫バスのように売り禁でも1部昇格絡みなど買い材料があれば別だが、そうでなければ需給は厳しそう。

流動性が大幅に向上しなければ損失が出る可能性が高く、短期目的のつもりであれば見送り方向が無難とみられる。

ただバリュー株投資的に意外と買い需要がある可能性もあり、現時点ではまだ保留方向としたい。

12/4追記:

形式上4%割引だが、相変わらず買い板は薄いままで中心値を基準にすると特段有利な割引率でもない。

ここ数日の日足と日中の値動きを見ていると、2,800円以下では不自然に買い集める動きがあり実需ならいいが、分売価格を下げないための工作であればいただけない。

分売数量はごく僅かで2,700円近辺では一定の買い需要がありそうなため、参加者が少なく売り物が少なければ意外となんとかなるかもしれないが、参加者が多いと割れそう。

朝の市況と気配を確認してみた上で、ある程度の買い需要がなければ見送り方向が無難かもしれない。

参加するなら先日のはごろもフーズのように、下抜けしなければしばらく持ち越してみる前提で行動したい。

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