はごろもフーズの立会外分売分析
銘柄名 | 【2831】 はごろもフーズ |
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市場 | 東証2部 |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社株式の分布状況の改善および流動性の向上のため |
スケジュール
発表日 | 2019/11/19 (火) |
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予定期間 | 2019/11/26 (火) ~ 2019/11/28 (木) |
実施日 | 2019/11/26 (火) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 2,636 円 |
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分売枚数 | 1,200 枚 | 前日終値 | 2,675 円 |
申込上限 | 16 枚 | 分売価格 | 2,595 円 |
PER | 28.56 倍 | 割引率 | -2.99 % |
PBR | 2.36 倍 | 発表日比 | -1.56 % |
株式情報
発行済株数 | 10,325,365 株 | 時価総額 | 26,794 百万円 |
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浮動株数 | 1,569,455 株 | 浮動株総額 | 4,073 百万円 |
分売株数 | 50,000 株 | 分売総額 | 130 百万円 |
前日出来高 | 10,800 株 | 出来高/分売数 | 21.60 % |
対株式数比 | 0.48 % | 浮動株比率 | 15.20 % |
対浮動株比 | 3.19 % |
参加評価
分売評価 | C | ||
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評価コメント | 板は100枚、出来高20枚程度と流動性は低い。 2018年11月以来1年ぶり3回目の分売実施となっている。 上場時からずっと東証2部に留まっているのは、上場維持コストを増やしたくないなどの理由から会社が指定替えに消極的な同族企業でよくありがちなパターンと考えられる。 前回同様に会長の後藤康雄氏からの売却であると考えられ、今後もしばらくは同様な分売が続くかもしれない。 今期業績は売上高横ばい、営業利益+22%の増益予想で、2Q時点でも前年同期比+18%と順調に推移している。 年間配当は36円で利回りは1.4%ほど。株主優待として3月権利で500株以上で3,000円分自社製品の設定がある。 PER16.2倍、PBR0.87倍の株価水準は市場平均並み。 板だ薄いためチャートは飛び飛びだが、3年間で暴落時を除いてほぼ2,600-2,800円のレンジで取引されており、これだけボラティリティが低すぎる銘柄というのも逆に珍しい。 前回でさえかなり酷い値決めにスカスカの買い板だったにも関わらず同値近辺で引けでは利益が出ていたことを踏まえると、意外と潜在的な買い需要はあるかもしれない。 即売りではほとんど利益は出ないためスイングか中期狙いで持ち越したい人にはちょうどいい買い場になりそう。 11/25追記: 最後はザラ場引けで終わっているため買い板を基準にすると実質的な割引率は2.6%程度なのは惜しいところ。 前回よりいくらか流動性はマシになっているが、十分とは言えないため短期筋が増えればほぼ利益は出なさそう。 分売数量は少ないため酷いことにはならなさそうだが、2,600円割れのレンジ下限で手放すのは損なだけなのである程度の握力がなければ参加しない方がいいかもしれない。 |