ギークスの立会外分売分析

銘柄名 7060】 ギークス
市場 東証マザーズ
信用区分 信用
実施目的 2019年3月に東京証券取引所マザーズに上場いたしましたが、更に社会的な認知度や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的として、東京証券取引所第一部への市場変更申請を行う準備を具体的に進めております。今回の立会外分売は、その形式基準の充足を図るとともに、当社株式の分布状況の改善および流動性の向上を図ることを目的として行うものであります。

本立会外分売に関して、当社の主要株主である筆頭株主曽根原稔人氏から、その保有する当社株式について売却意向の連絡を受けており、約定結果によっては当社の「主要株主である筆頭株主の異動」が発生する可能性があります。「主要株主である筆頭株主の異動」の発生を認識した場合には、速やかにお知らせいたします。

スケジュール

発表日 2019/11/18 (月)
予定期間 2019/11/27 (水) ~ 2019/12/03 (火)
実施日 2019/11/27 (水)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,416 円
分売枚数 2,700 枚 前日終値 1,513 円
申込上限 2 枚 分売価格 1,475 円
PER 108.36 倍 割引率 -2.51 %
PBR 7.04 倍 発表日比 4.17 %

株式情報

発行済株数 10,407,640 株 時価総額 15,351 百万円
浮動株数 738,942 株 浮動株総額 1,090 百万円
分売株数 250,000 株 分売総額 369 百万円
前日出来高 141,600 株 出来高/分売数 56.64 %
対株式数比 2.40 % 浮動株比率 7.10 %
対浮動株比 33.83 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

板は300枚、出来高500枚以上と流動性は高い。

2019年3月に東証マザーズに上場しており、東証1部への市場変更を目的とした分売実施となっている。

直近株主数は不明だが、2019年3月末現在では1,350名のためこの分売後のみなし株主数では1部基準は充足できそう。

その他の要件についても分売後であれば概ね満たしているため、1年ルールを考慮して承認は最短で春先とみられる。

年間配当は無配で株主優待もなく株主還元策に乏しい。

PER37.9倍、PBR5.42倍の株価水準はやや割高感がある。

株価は上場後の急騰が終わってからは一転してしばらく下落基調にあるが目先では一旦1,400円台で下げ止まっている。

流動性はそれなりになるためあまり利益は出ないかもしれないがなんとか捌ききれなくもないといった印象。

あまり下値リスクはなさそうなので基本は参加方針としたいが、短期的と割り切るか1部承認まで寝かせておくかのどちらかくらいの参加スタンスでいることにしておきたい。

11/26追記:

分売価格は一応過去1週間の安値以下ではあるが、前日比プラスで割引率もやや渋くあまり値ごろ感はない。

流動性は十分あるためとりあえず一定の利益は出そうな感じはするが、売りが一巡するまで上値は重い展開か。

現時点では参加方向でよさそうだが、念のため朝の市況と板を確認した上での判断ということにしておきたい。

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