システムリサーチの立会外分売分析

銘柄名 3771】 システムリサーチ
市場 東証1部
信用区分 貸借
実施目的 当社株式の分布状況の改善および流動性の向上を図るため立会外分売を行うものであります。

スケジュール

発表日 2019/11/15 (金)
予定期間 2019/11/25 (月) ~ 2019/11/29 (金)
実施日 2019/11/25 (月)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,902 円
分売枚数 7,000 枚 前日終値 1,775 円
申込上限 5 枚 分売価格 1,730 円
PER 17.98 倍 割引率 -2.54 %
PBR 4.56 倍 発表日比 -9.04 %

株式情報

発行済株数 8,360,000 株 時価総額 14,463 百万円
浮動株数 1,563,320 株 浮動株総額 2,705 百万円
分売株数 300,000 株 分売総額 519 百万円
前日出来高 365,300 株 出来高/分売数 121.77 %
対株式数比 3.59 % 浮動株比率 18.70 %
対浮動株比 19.19 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板・出来高ともに300枚程度と流動性はそれなりに高い。

2016年以来3年ぶりの分売実施となっている。

さすがに東証1部に上場した現在では分売の必要性も特にないため、大株主からの売却目的と考えられる。

今期業績は売上高+6%、営業利益+9%を見込んでいるが、下期偏重型の業績を加味しても2Q決算は上方修正して前期比+67%で着地しているのを見ると予想は保守的。

年間配当は30円で利回りは1.7%ほど。株主優待は9月権利でクオカード1,000円分の設定があり総合利回り2.13%ほど。

PER15.2倍、PBR2.69倍の株価水準は市場平均並み。

株価は1,900±100円あたりで比較的安定しており、短期的には直近安値の1,750円あたりが底値として意識されそう。

前回は信用銘柄だったが貸借銘柄になっており、分売数量は多いが需給面ではなんとかなりそうな気がする。

ただ買い板と流動性はいまひとつなので、当日までに流動性の向上と空売りの積み上げに期待することにしたい。

11/22追記:

空売りと買い戻しが交錯してか踏み上げのようになっており、前日比プラスで割引率も微妙に渋いのは惜しい。

とはえい空売りは十分に入っており、流動性もかなり改善しているため意外と手堅い案件になるものと思われる。

直近安値で反発していることからも一定の買い需要は期待できそうなので、高く寄り過ぎなければ持ち越しもありか。

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