ベネフィットジャパンの立会外分売分析
銘柄名 | 【3934】 ベネフィットジャパン |
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市場 | 東証1部 |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社は現在、当社株式の市場第二部への指定替え猶予期間(株主数)に入っており、今回の立会外分売はその要件である株主数等の充足を図るために行うものであります。 |
スケジュール
発表日 | 2019/11/13 (水) |
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予定期間 | 2019/11/21 (木) ~ 2019/11/27 (水) |
実施日 | 2019/11/21 (木) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,738 円 |
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分売枚数 | 700 枚 | 前日終値 | 1,525 円 |
申込上限 | 1 枚 | 分売価格 | 1,494 円 |
PER | 20.09 倍 | 割引率 | -2.03 % |
PBR | 2.08 倍 | 発表日比 | -14.04 % |
株式情報
発行済株数 | 5,895,669 株 | 時価総額 | 8,808 百万円 |
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浮動株数 | 601,358 株 | 浮動株総額 | 898 百万円 |
分売株数 | 86,000 株 | 分売総額 | 128 百万円 |
前日出来高 | 95,000 株 | 出来高/分売数 | 110.47 % |
対株式数比 | 1.46 % | 浮動株比率 | 10.20 % |
対浮動株比 | 14.30 % |
参加評価
分売評価 | B | ||
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評価コメント | 板は150枚、出来高500枚以上と流動性は非常に高い。 2018年6月以来1年半ぶり4回目の分売実施となっている。 前回も2部降格基準以下の株主数だったため分売を実施したが、予想通り株主が定着せず9月末の株主数も芳しくなったためまた分売の必要性が出てきたのではなかろうか。 今期業績は売上高+11%、営業利益+10%を見込んでおり、2Q時点の進捗率は66%とこのままなら上ブレ余地もある。 年間配当は8円で利回りは0.5%ほど。前回以降に株主優待を新設しており、3月権利でクオカード500円などがある。 PER14.1倍、PBR2.27倍の株価水準は市場平均並み。 株価は8月まで900円前後だったのが1Q決算を好感してストップ高を付けてからは上抜けして2倍近くで取引されている。 これでも株価には割高感がなく、分売数量も発行済株式の1.5%と十分捌ける数量なため今回も安定の利益は出そう。 チャート的にも上向きなため騰がりすぎなければしばらく持ち越してみても面白いかもしれない。 11/20追記: 発表日以降200円近く売り込まれているが、上値で引けたことも踏まえて実質的な割引率が1.7%程度なのは惜しい。 ただ過去3回とも全て翌日は前日終値より高く寄り付いており、75日線まで売り込まれた株価も値ごろ感があるためこれだけ流動性が高ければそこそこの利益は見込めそう。 下値目処として節目の1,500円を割り込まなければ、売り一巡後の上昇に期待して持ち越してもよさそうな案件。 |