ギフトの立会外分売分析
銘柄名 | 【9279】 ギフト |
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市場 | 東証マザーズ |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社は、2018年10月に東京証券取引所マザーズ市場に上場いたしましたが、更に社会的な認知度や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的として東京証券取引所市場第一部への市場変更申請準備を開始いたします。
今回の立会外分売は、市場第一部への市場変更における形式要件の充足を図るために行うものであります。 |
スケジュール
発表日 | 2019/10/16 (水) |
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予定期間 | 2019/10/25 (金) ~ 2019/10/29 (火) |
実施日 | 2019/10/25 (金) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 4,675 円 |
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分売枚数 | 2,000 枚 | 前日終値 | 4,595 円 |
申込上限 | 1 枚 | 分売価格 | 4,457 円 |
PER | 395.92 倍 | 割引率 | -3.00 % |
PBR | 16.55 倍 | 発表日比 | -4.66 % |
株式情報
発行済株数 | 4,896,800 株 | 時価総額 | 21,825 百万円 |
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浮動株数 | 318,292 株 | 浮動株総額 | 1,419 百万円 |
分売株数 | 150,000 株 | 分売総額 | 669 百万円 |
前日出来高 | 71,100 株 | 出来高/分売数 | 47.40 % |
対株式数比 | 3.06 % | 浮動株比率 | 6.50 % |
対浮動株比 | 47.13 % |
参加評価
分売評価 | D | ||
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評価コメント | 板は150枚、出来高500枚程度と流動性はそれなりにある。 2019年4月に続き6ヶ月ぶり2回目の分売となっている。 2018年10月に東証マザーズに上場しているためちょうど1年ルール的には1部への市場変更ができる時期になる。 ただ流通株式数は基準まで15%ほど未達気味な感じもするため株式分割は必要になってくるかもしれない。 2019年4月末現在の株主数は1,396名であり、前回分売をしたにも関わらず65名しか増加していないのは厳しい。 ちょうど10月が期末のため月末の株主数次第となるか。 今期業績は売上高+24%、営業利益+11%を見込んでおり、3Q時点の進捗率91%では上ブレして着地の公算が高い。 増配発表をして年間配当は30円で利回りは0.7%ほど。株主優待として4,10月権利で食事優待券3枚の設定がある。 PER45.7倍、PBR8.51倍の株価水準は割高感がある。 株価は8月に一時6,000円台の天井を付けてからは下落基調にあり、現在では4,500円近辺で取引されている。 1日の値動きは100円近くある日もあるなど比較的値動きが荒く分売の割引率分くらいは余裕で動いている。 絶対的な分売数量はさほど多くないが、浮動株が少ない中でのまとまった数量の売却は受給悪化を招きそう。 リスクの高い値がさ株であり、前回が分売価格を割れて大幅安だったことを踏まえると参加にはリスクが高い。 上限枚数1枚であることから売れ残りを意識した高度な戦略が必要になってくるため、基本は見送りが無難そう。 10/24追記: それなりに前日に売り込まれており、値嵩株の割にはきっちり3%割引で値決めをしている点は評価できる。 ちょうど10月の優待権利日も近く一定の買い需要はありそうだが、やはり値嵩株となると心理的に手を出しにくい。 リックソフトが完売しながら割れなかったのも短期筋が見送って寄り売りが15%程度と通常の半分しかなかっただけであり需給面ではほぼ似た状況といえる。 分売数量は少ないため売れ残りの可能性は低いが、参加者が少なそうと読めるなら気配次第で検討したい。 |