and factoryの立会外分売分析
銘柄名 | 【7035】 and factory |
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市場 | 東証マザーズ |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社は更なる社会的な認知度や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的として、東京証券取引所市場第一部への市場変更申請を行う準備を具体的に進めております。今回の立会外分売は形式基準の充足のために株式の流動性向上及び株主増加並びに株式の分布状況の改善を図るものであります。 |
スケジュール
発表日 | 2019/10/16 (水) |
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予定期間 | 2019/10/25 (金) ~ 2019/10/29 (火) |
実施日 | 2019/10/25 (金) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 2,432 円 |
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分売枚数 | 6,600 枚 | 前日終値 | 2,330 円 |
申込上限 | 3 枚 | 分売価格 | 2,272 円 |
PER | 61.45 倍 | 割引率 | -2.49 % |
PBR | 10.91 倍 | 発表日比 | -6.58 % |
株式情報
発行済株数 | 9,494,640 株 | 時価総額 | 21,572 百万円 |
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浮動株数 | 446,248 株 | 浮動株総額 | 1,014 百万円 |
分売株数 | 330,000 株 | 分売総額 | 750 百万円 |
前日出来高 | 405,400 株 | 出来高/分売数 | 122.85 % |
対株式数比 | 3.48 % | 浮動株比率 | 4.70 % |
対浮動株比 | 73.95 % |
参加評価
分売評価 | C | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに200枚程度と流動性はそれなりにある。 2018年9月に東証マザーズに上場しており、1部への市場変更における要件充足を目的とした分売実施になっている。 現状では形式要件的には概ね問題なく、利益水準についても今期の有報提出で達成できるため残りは株主数のみとなる。 直近株主数は不明だが、2019年2月末現在では876名のためこちらの充足状況次第で1部指定替え申請は出せそう。 今期業績は売上高+53%、営業利益+13%の会社予想となっており、これで5期連続で過去最高益更新となる。 PER55.3倍、PBR12.0倍の株価水準は割高感がある。 年間配当は無配だが、株主優待として8月権利で株主優待ポイント付与がありポイントに応じて物品と交換できる。 株価は新興銘柄にしては珍しく上場時から中長期的に横ばいのままで、2,200±400円くらいのレンジで取引されている。 流動性はそこそこあるが、8億円規模の分売となると売りが一巡するまでは上値が重い展開が予想される。 類似案件ではアセンテックが規模感的にも近く、同値近辺の寄り付きで逃げ場はあるが分売価格割れもありそう。 12/24追記: 引け際にかけて売り込まれているため、実質的な割引率では3%近くある状態となっているのは評価できる。 分売数量はやや多いが十分に流動性があり、買い板もそれなりにあるため一定の利益は見込める案件となりそう。 一旦は直近の窓埋めくらいまで押すかもしれないが、1部昇格案件絡みに期待しての持ち越しもいいかもしれない。 ただ念のため市況と朝の気配は確認しての判断としたい。 |