マックスバリュ西日本の立会外分売分析
銘柄名 | 【8287】 マックスバリュ西日本 |
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市場 | 東証2部 |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | ⼀定数量の売却意向があり、当社として検討した結果、立会外分売による当社株式の分布状況改善及び流動性向上を目的とするものです。 |
スケジュール
発表日 | 2019/10/16 (水) |
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予定期間 | 2019/10/24 (木) ~ 2019/10/28 (月) |
実施日 | 2019/10/24 (木) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,748 円 |
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分売枚数 | 2,900 枚 | 前日終値 | 1,701 円 |
申込上限 | 20 枚 | 分売価格 | 1,659 円 |
PER | 108.19 倍 | 割引率 | -2.47 % |
PBR | 0.83 倍 | 発表日比 | -5.09 % |
株式情報
発行済株数 | 52,509,854 株 | 時価総額 | 87,114 百万円 |
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浮動株数 | 8,769,146 株 | 浮動株総額 | 14,548 百万円 |
分売株数 | 206,500 株 | 分売総額 | 343 百万円 |
前日出来高 | 15,500 株 | 出来高/分売数 | 7.51 % |
対株式数比 | 0.39 % | 浮動株比率 | 16.70 % |
対浮動株比 | 2.35 % |
参加評価
分売評価 | C | ||
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評価コメント | 板は150枚、出来高50名程度と流動性はあまりない。 2015年以来4年ぶり5回目の分売実施となっている。 マックスバリュのイオン子会社は各社上場しているが1部昇格の意図があるとは思えないため、昨今の株式持ち合い解消としての大株主からの売却目的とみられる。 今期に子会社のマルナカと山陽マルナカを吸収合併したことで発行済株式は倍になっているが、売上高+101%、営業利益+156%を見込んでおり経営統合効果を発揮できそう。 年間配当は38円で利回りは2.1%ほど。株主優待として2月権利で優待券5,000円分の設定があり総合利回り4.4%ほど。 PER37.8倍、PBR0.83倍の株価水準はPERでは割高感はあるがPBR基準も含めてみれば概ね妥当な水準。 株価は優待の下支え効果もあって権利落ちは激しいが1,700±50円前後で取引されており安定感はある。 ただ分売としてはこの売り需要を捌ききれるかと言われれば微妙なところであり、分売割れリスクは残る。 過去数回の実績でも分売価格同値近辺での寄り付きとなっており、参加メリットとしては微妙かもしれない。 10/23追記: 株価はそこそこ売り込まれており、分売価格は年初来安値近辺の価格帯で一定の買い需要は期待できそう。 ただ流動性の観点では前日出来高が1万株足らずと圧倒的に不足しており、短期的には分売価格を割れそう。 おそらくはこれまで同様に同値近辺での寄り付きでさほど旨味もなく参加してもしなくてもいい案件に思える。 参加者が増えるとおそらく分売価格を割れそうなので、これに参加する人が多そうなら見送り方向としたい。 |