リックソフトの立会外分売分析

銘柄名 4429】 リックソフト
市場 東証マザーズ
信用区分 信用
実施目的 当社株式の分布状況の改善および流動性向上を図るため

スケジュール

発表日 2019/10/11 (金)
予定期間 2019/10/24 (木) ~ 2019/10/28 (月)
実施日 2019/10/24 (木)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 5,170 円
分売枚数 2,900 枚 前日終値 3,935 円
申込上限 20 枚 分売価格 3,817 円
PER 62.06 倍 割引率 -3.00 %
PBR 17.12 倍 発表日比 -26.17 %

株式情報

発行済株数 4,204,600 株 時価総額 16,049 百万円
浮動株数 546,598 株 浮動株総額 2,086 百万円
分売株数 210,000 株 分売総額 802 百万円
前日出来高 38,200 株 出来高/分売数 18.19 %
対株式数比 4.99 % 浮動株比率 13.00 %
対浮動株比 38.42 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 D
評価コメント

板は100枚、出来高500枚以上と流動性は高い。

2019年2月に東証マザーズに上場しており、明言はしていないがいずれ東証1部への市場変更をするものと思われる。

ただ現状での流通株式比率は27.1%程度のため、今回の分売で5%を売却してもまだ未達なのと流通株式数基準を考慮すると1年ルール的にももう少し先の申請になるかもしれない。

配当は無配で優待もなく株主還元策に乏しい。

PER56.5倍、PBR15.9倍の株価水準は非常に割高といえる。

株価は7月頃から下落基調で9,000円台から現在は半値近くの5,000円台割れ水準まで下落しており、1日の値動きも300円近い日があるなどボラティリティは高い。

値嵩株ではいい思い出がなく10億円規模となると需給面ではこの分売数量を捌ききれるか疑問が残るところ。

先日のプロレド・パートナーズでさえ7割が売れ残ったのにも関わらず割れているところをみると微妙そう。

相当割引率や値決めが誠意ある価格にならない限りはハイリスクな案件のため見送り方向でも問題なさそう。

10/23追記:

発表日から2割以上下落しての値決めとなったが、中止懸念などによる釣り上げもあって株価に値ごろ感はない。

これだけ下落してとはいっても浮動株が元から少ない中で5%も増えてしまうと希少性がなくなり過去のような株価の上昇は今後当面期待できない感じがする。

買い板も正直厚いとは言えず、順当に考えれば分売価格を割れて始まるリスクの方が高く参加メリットはない。

朝の気配が相当良くない限りは見送りが無難と思われる。

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