トーホーの立会外分売分析

銘柄名 8142】 トーホー
市場 東証1部
信用区分 貸借
実施目的 一定数量の売却意向があり、当社として検討した結果、立会外分売による当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため

スケジュール

発表日 2019/09/30 (月)
予定期間 2019/10/08 (火) ~ 2019/10/11 (金)
実施日 2019/10/08 (火)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,858 円
分売枚数 1,500 枚 前日終値 1,646 円
申込上限 5 枚 分売価格 1,597 円
PER 40.56 倍 割引率 -2.98 %
PBR 2.18 倍 発表日比 -14.05 %

株式情報

発行済株数 11,012,166 株 時価総額 17,586 百万円
浮動株数 3,336,686 株 浮動株総額 5,329 百万円
分売株数 122,800 株 分売総額 196 百万円
前日出来高 125,000 株 出来高/分売数 101.79 %
対株式数比 1.12 % 浮動株比率 30.30 %
対浮動株比 3.68 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板は200枚、出来高100枚程度と流動性はまずまず。

分売実施は初めてだが既に東証1部で分売の必要性もなく、目的のとおり大株主からの売却目的だと考えられる。

年間配当は50円で利回りは3.1%ほど、株主優待として1月権利で買物券などの設定はあるが利用価値は低い。

PER31.2倍、PBR0.72倍の株価水準はPERは割高感がある。

株価は短期的には1,650円付近を底に1,900円台まで戻しているが、中期で見ると2年間の下降トレンドを脱していない。

短期的には利益は出るだろうが、指標的にもそれほど割安というわけでもないのと権利日も遠く持ち越しづらい。

それほど流動性は高いわけではないが、貸借銘柄のため実施日までに空売りが入れば需給面では問題なさそう。

この価格帯であれば3%割引であれば50円程度の利幅は取れそうなので、確実に行くのであればヘッジするのもありか。

10/7追記:

発表日から200円以上売り込まれているにも関わらず割引率は十分で値ごろ感が出ているのは評価できる。

年初来安値どころか過去5年の最安値以下であり、さすが短期的には売られすぎであるため反発は見込めそう。

前日出来高と貸借残からして空売りは十分あるため利幅の期待できて下値リスクの少ない鉄板案件になりそう。

売りが一巡すれば数日内に5MA/25MAあたりまでは戻しそうな気もするが、中期的に下降トレンドの最中であるためスイングの場合でも程々のところで利確方向が無難と思われる。

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