イーソルの立会外分売分析

銘柄名 4420】 イーソル
市場 東証マザーズ
信用区分 信用
実施目的 当社は、2018年10月に東京証券取引所マザーズ市場に上場いたしましたが、さらに社会的な認知度や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的として東京証券取引所本則市場への市場変更申請を行っております。

今回の立会外分売は、市場第一部への市場変更における形式要件である株主数の充足を図るとともに、当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図ることを目的として行うものであります。ただし、何らかの理由で市場第一部の基準を満たされないと判断された場合には、市場第一部への市場変更が認められない可能性があります。

スケジュール

発表日 2019/09/13 (金)
予定期間 2019/09/25 (水) ~ 2019/09/27 (金)
実施日 2019/09/25 (水)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,247 円
分売枚数 1,300 枚 前日終値 1,410 円
申込上限 1 枚 分売価格 1,375 円
PER 52.92 倍 割引率 -2.48 %
PBR 5.91 倍 発表日比 10.26 %

株式情報

発行済株数 21,460,800 株 時価総額 29,509 百万円
浮動株数 2,124,619 株 浮動株総額 2,921 百万円
分売株数 71,000 株 分売総額 98 百万円
前日出来高 205,800 株 出来高/分売数 289.86 %
対株式数比 0.33 % 浮動株比率 9.90 %
対浮動株比 3.34 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板・出来高ともに400枚以上と流動性は高い。

東証1部への市場変更を目的とした分売となっており、株主数以外の要件は満たしているため早ければ1年ルールを考慮すると早ければ10月以降あたりで承認されるのではないか。

2018年12月末現在の株主数は1,614名であり、今回の分売後のみなし株主数では1部承認要件は充足できる計算となる。

今期業績は売上高+12%、営業利益-1%と僅かな減益予想となっているが、2Q時点では前期比-13%の営業利益といまひとつでこのまま推移すれば下ブレ懸念もありそう。

年間配当は無配で株主優待もなく株主還元策に乏しい。

PER48.7倍、PBR6.38倍の株価水準は割高感がある。

株価は6月頃に2,000円台の天井を付けてからは現在まで反落傾向にあり、現在では1,200円近辺で取引されている。

発行済株式に対する分売数量も非常に少なく、流動性も十分高いため売り需要は十分に吸収できると思われる。

1部昇格絡みであれば一定の買い需要もあり、手頃な価格帯であるため安定した利益の見込める案件になりそう。

9/24追記:

発表日から1割近く上昇しての値決めとなっているため値ごろ感はないが、分売価格は当日安値以下のため悪くはない。

分売数量の割には流動性は十分に高く、それなりに利幅もあるためある程度の手堅い利益が出る案件になりそう。

節目の1,400円以下では買い需要も十分あるため、あまり高く寄り過ぎなければしばらくスイングでも面白そう。

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