大和コンピューターの立会外分売分析

銘柄名 3816】 大和コンピューター
市場 JASDAQ
信用区分 信用
実施目的 一定数量の売却意向があり、当社として検討した結果、立会外分売による株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため

スケジュール

発表日 2019/09/13 (金)
予定期間 2019/10/02 (水) ~ 2019/10/04 (金)
実施日 2019/10/02 (水)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,036 円
分売枚数 1,500 枚 前日終値 1,036 円
申込上限 10 枚 分売価格 1,011 円
PER 36.34 倍 割引率 -2.41 %
PBR 6.00 倍 発表日比 -2.41 %

株式情報

発行済株数 3,291,469 株 時価総額 3,328 百万円
浮動株数 483,846 株 浮動株総額 489 百万円
分売株数 65,000 株 分売総額 66 百万円
前日出来高 30,500 株 出来高/分売数 46.92 %
対株式数比 1.97 % 浮動株比率 14.70 %
対浮動株比 13.43 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

板は200枚、出来高100枚程度と流動性はまずまず。

2018年9月以来1年ぶり5回目の分売実施となっている。

タイミングが同じであることから引き続き今回も創業者社長の中村憲司氏からの売却であると考えられる。

典型的なJASDAQ上場の同族会社であるため、東証本則市場への市場変更の可能性については考えづらい。

今期業績は売上高+1%、営業利益2%のほぼ横ばい予想。

配当利回りは1.8%ほど。株主優待は設定されていない。

PER11.6倍、PBR0.90倍の株価水準はやや割安感がある。

株価は1,000-1,300円近辺で取引されており、底値目処としては節目の1,000円あたりが意識されているところ。

それほど流動性は高いわけではないが、分売数量はそれほど多くないため前回同様にそれなりに利益は見込めそう。

指標的に割安感もあり1,000円以下では一定の買い需要がありそうなことから下値での値決めなら参加としたい。

10/1追記:

発表後やや上昇局面もあったがなんとか値決め日の引けにかけては売り込まれて値ごろ感のある価格は評価できる。

ただ前回ほど流動性は増加しておらず買い板もさほど厚くないことから損はなさそうだが利益についても前々回のようにあまり期待しない方がいいかもしれない。

1,000円前後での一定の買い需要はありそうなので、朝の気配次第ではあるが市況が悪化しなければ参加としたい。

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