ディーエムエスの立会外分売分析

銘柄名 9782】 ディーエムエス
市場 JASDAQ
信用区分 信用
実施目的 一定数量の売却意向があり、当社として検討した結果、立会外分売による当社株式の流動性向上及び株式分布状況の改善を図るため。

スケジュール

発表日 2019/08/29 (木)
予定期間 2019/09/06 (金) ~ 2019/09/11 (水)
実施日 2019/09/06 (金)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 2,133 円
分売枚数 1,700 枚 前日終値 1,971 円
申込上限 2 枚 分売価格 1,911 円
PER 26.92 倍 割引率 -3.04 %
PBR 3.19 倍 発表日比 -10.41 %

株式情報

発行済株数 7,262,020 株 時価総額 13,878 百万円
浮動株数 602,748 株 浮動株総額 1,152 百万円
分売株数 70,000 株 分売総額 134 百万円
前日出来高 142,200 株 出来高/分売数 203.14 %
対株式数比 0.96 % 浮動株比率 8.30 %
対浮動株比 11.61 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

板は30枚、出来高100枚程度と流動性はやや低い。

JASDAQに上場している典型的なオーナー企業であるため東証本則市場への市場変更の可能性はあまりなさそう。

今期業績を7月31日に上方修正しており、売上高+2%、営業利益+13%で2期連続の最高益を見込んでいる。

年間配当は22円で利回りは1.1%ほど。株主優待はない。

PER10.2倍、PBR0.96倍の株価水準はやや割安感がある。

株価は中長期的には下値を切り上げて右肩上がりで推移しているが、短期的には75日線の2,000円前後は意識されそう。

1日の値動きが100円近い日もあって値動きが荒い。

出来高はあるものの発表日時点で最良気配が50円以上開いておりやはり値決めが適切に行われるか疑問が残る。

指標的には買える水準であるため中長期目的で一時的な損失は覚悟しつつも仕込みたい場合には最適だが、短期的にはもう少し買い板が厚くならないと厳しいかもしれない。

9/5追記:

発表日からは100円以上売り込まれて株価は2,000円を割ってからの値決めで割引率も十分と文句はない。

分売価格も75日線を下回る水準で直近1ヶ月間の安値以下であるため指標的にみてもPBR1倍割れは値ごろ感がある。

最終的には朝の気配次第とはしておくが、値幅もそれなりにあるため利益の出やすそうな案件になるかもしれない。

分売数量もさほど多くないので、下抜けしなければ先日のピアラのように少し引っ張った方が利益は狙えそう。

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