ピーバンドットコムの立会外分売分析
銘柄名 | 【3559】 ピーバンドットコム |
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市場 | 東証マザーズ |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社は、2017年3月9日に東京証券取引所マザーズ市場に上場いたしましたが、さらに社会的な認知度や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的として、東京証券取引所本則市場への市場変更について具体的に準備を進めております。
今回の立会外分売は、その形式要件の充足をはかるとともに、当社株式の分布状況の改善及び流動性向上を図ることを目的として行うものであります。 ただし、形式要件の充足を含め、何らかの理由で市場変更の基準を満たさないと判断された場合には、市場変更が認められない可能性があります。 本立会外分売に関して、当社の主要株主である田中一宏氏から、本目的に賛同する旨及びその保有する当社株式について売却可能の連絡を受けており、約定結果によっては当社の「主要株主の異動」が発生する可能性があります。「主要株主の異動」の発生を認識した場合、速やかにお知らせいたします。 |
スケジュール
発表日 | 2019/08/09 (金) |
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予定期間 | 2019/08/23 (金) ~ 2019/08/28 (水) |
実施日 | 2019/08/23 (金) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,192 円 |
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分売枚数 | 1,200 枚 | 前日終値 | 1,102 円 |
申込上限 | 1 枚 | 分売価格 | 1,069 円 |
PER | 101.69 倍 | 割引率 | -2.99 % |
PBR | 3.95 倍 | 発表日比 | -10.32 % |
株式情報
発行済株数 | 2,244,203 株 | 時価総額 | 2,399 百万円 |
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浮動株数 | 520,655 株 | 浮動株総額 | 557 百万円 |
分売株数 | 110,000 株 | 分売総額 | 118 百万円 |
前日出来高 | 133,500 株 | 出来高/分売数 | 121.36 % |
対株式数比 | 4.90 % | 浮動株比率 | 23.20 % |
対浮動株比 | 21.13 % |
参加評価
分売評価 | B | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに100枚程度と流動性はまずまず。 2017年以来2年ぶり2回目の分売実施となっている。 今回からやっと東証本則市場への市場変更を明言したが、上場から1/3近くになった株価では時価総額は1部要件を大幅に下回っているため2部への変更がやっとという状況にある。 1部基準の時価総額40億円を満たすには、多少余裕をみても株価が2,000円以上になっていることが前提となる。 なお東証2部であれば現状では概ね問題ないとみられる。 9月末日付けでの1:2の株式分割を発表しており、これで1部要件の流通株式時価総額はクリアできるが、2019年3月末現在の株主数1,536名とこちらはもう一歩努力が必要。 今期業績は売上高+4%、営業利益-9%と販管費増加などで反落予想であり1Q決算も前期比-19%の減益といまひとつ。 年間配当は未定だが、昨年同等と仮定すると10円で利回りは0.8%ほど。株主優待はないため新設が望まれる。 PER11.2倍、PBR2.33倍の株価水準は市場平均並み。 株価は1,100-1,500円のレンジで取引されているが1日の値動きが荒く100円以上平気で動く日もいくらかある。 分売数量は少ないが発行済株式の5%と元から浮動株が少ない中では比較的インパクトがあり上値が重くなりそう。 もう少し板が厚くなり流動性が改善されないと現状のままではリスクもあって参加しづらい。 当日までの状況次第で打診程度の参加を検討したい。 8/22追記: 株価は前日に大きく売り込まれており、半年間の安値圏での値決めで3%の割引は値ごろ感があって評価できる。 直近でも1,100円割れは短期間のうちにすぐ反発しており、一定の買い需要は十分に見込まれる位置にある。 指標的な割高感もなく売りが一巡すれば戻りそうな気もするので下に抜けなければ持ち越しても面白いかもしれない。 余程の市況悪化がなければ参加で問題ないのではないか。 |