アトラエの立会外分売分析

銘柄名 6194】 アトラエ
市場 東証1部
信用区分 貸借
実施目的 当社株式の分布状況の改善ならびに流動性向上を目的としたものであります。

スケジュール

発表日 2019/07/26 (金)
予定期間 2019/08/02 (金) ~ 2019/08/06 (火)
実施日 2019/08/02 (金)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 2,501 円
分売枚数 5,400 枚 前日終値 2,488 円
申込上限 1 枚 分売価格 2,438 円
PER 302.70 倍 割引率 -2.01 %
PBR 10.87 倍 発表日比 -2.52 %

株式情報

発行済株数 13,277,600 株 時価総額 32,371 百万円
浮動株数 783,378 株 浮動株総額 1,910 百万円
分売株数 230,000 株 分売総額 561 百万円
前日出来高 252,200 株 出来高/分売数 109.65 %
対株式数比 1.73 % 浮動株比率 5.90 %
対浮動株比 29.36 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板・出来高ともに300枚程度と流動性は十分ある。

2018年6月に東証1部に指定替えされているが、2019年3月末現在の株主数は1,671名と2部降格基準を下回っている。

9月の期末権利日までに株主数を2,000名以上に復帰させるため上限1枚で株主数増加が主目的とみられる。

今期業績は売上高+30%だが先行投資負担により営業利益は+1%と微増にとどまる見通し。ただ2Q時点での進捗率は66%という状況を踏まえると会社予想はやや保守的か。

配当は無配で株主優待もなく株主還元策に乏しい。

PER66.6倍、PBR9.49倍の株価水準は割高感がある。

株価は4月頃に4,000円台を付けてから現在まで上値を切り下げつつ2,500円前後まで反落し続けてきている。

高値圏のしこり玉が解消されて75日線が上向くくらいまでならなければ指標的な割高さも含めて上値は上がらなさそう。

とりあえず分売数量は相対的に多すぎず貸借銘柄であるため安定的な利益が見込める案件では間違いなさそう。

当日までに空売りが積み上がることに期待したい。

8/1追記:

発表翌日こそ200円安になったものの連日陽線で踏み上げ状態が続いているのに割引率は2%と渋いのがいただけない。

さらに終値も上に飛んで引けているため買い板を基準にすると実質的な割引率は1.5%と誠意が感じられない。

2,300円台で値決めすればまだ値ごろ感はあったのにこれでは利益は出るが当初ほど利幅は期待はできそうにない。

とりあえず空売りは入っているため参加方向に変わりはないが、アルゴが跋扈するため利確タイミングは注意したい。

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