モリトの立会外分売分析

銘柄名 9837】 モリト
市場 東証1部
信用区分 貸借
実施目的 一定数量の売却意向があり当社として検討した結果、立会外分売による当社株式の分布状況改善および流動性向上をはかるため。

スケジュール

発表日 2019/06/20 (木)
予定期間 2019/06/28 (金) ~ 2019/07/04 (木)
実施日 2019/06/28 (金)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 817 円
分売枚数 800 枚 前日終値 803 円
申込上限 30 枚 分売価格 783 円
PER 15.08 倍 割引率 -2.49 %
PBR 4.09 倍 発表日比 -4.16 %

株式情報

発行済株数 30,800,000 株 時価総額 24,116 百万円
浮動株数 2,371,600 株 浮動株総額 1,857 百万円
分売株数 100,000 株 分売総額 78 百万円
前日出来高 240,800 株 出来高/分売数 240.80 %
対株式数比 0.32 % 浮動株比率 7.70 %
対浮動株比 4.22 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板・出来高ともに100枚程度と流動性はまずまず。

2018年10月以来8ヶ月ぶり4回目の分売となっている。

既に東証1部で特段の分売の必要性は感じられないが、最近の銀行系の持ち合い株解消に伴う売却などではないか。

今期業績は売上高+7%、営業利益+10%を見込んでいる。

年間配当は26円で利回りは3.2%ほど。優待は廃止済み。

PER15.3倍、PBR0.65倍の株価水準は市場平均並み。

株価はここ3ヶ月ほどは750-850円の狭いレンジで横ばいな状況にあり、比較的安定した値動きとなっている。

700円あたりが中期的な底値圏であり、PBRなどの指標的には下値リスクは限定的であるのは参加しやすいと言える。

過去すべての分売で利益が出ていることと、貸借銘柄で分売数量も多くないことから今回も安定した利益が出そう。

指標的にも割高感はまったくないためスイング目的でしばらく放置して利幅を取ってみるのもいいかもしれない。

6/27追記:

分売発表翌日は窓を空けて下落していたが、前日の釣り上げによって分売価格は前日安値以上なのはいただけない。

後場開始時点で引け買い超過だったため、おそらくは踏み上げによって翌日GUすると読んだ輩があらかじめ引けで買いを入れていたせいで釣り上がったのではないか。

貸借残を見る限りでは分売数量に対して十分の空売りが入っているため利益は出そうだが、相応の売り物も同時に出るため当初思ったほどの利益は期待できなさそう。

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