ファイバーゲートの立会外分売分析
銘柄名 | 【9450】 ファイバーゲート |
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市場 | 東証マザーズ |
信用区分 | 貸借 |
実施目的 | 当社は、本日開示資料「東京証券取引所市場第一部への上場市場変更承認に関するお知らせ」に記載のとおり、株式会社東京証券取引所の承認を受け、2019年6月14日をもちまして、東京証券取引所マザーズ市場から東京証券取引所第一部へ市場変更することとなりました。
今回の立会外分売は、市場第一部への市場変更における形式要件を充足することを目的としております。 |
スケジュール
発表日 | 2019/06/05 (水) |
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予定期間 | 2019/06/13 (木) ~ 2019/06/13 (木) |
実施日 | 2019/06/13 (木) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 3,440 円 |
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分売枚数 | 800 枚 | 前日終値 | 3,085 円 |
申込上限 | 2 枚 | 分売価格 | 3,023 円 |
PER | 198.38 倍 | 割引率 | -2.01 % |
PBR | 12.72 倍 | 発表日比 | -12.12 % |
株式情報
発行済株数 | 9,523,800 株 | 時価総額 | 28,790 百万円 |
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浮動株数 | 819,047 株 | 浮動株総額 | 2,476 百万円 |
分売株数 | 157,200 株 | 分売総額 | 475 百万円 |
前日出来高 | 522,300 株 | 出来高/分売数 | 332.25 % |
対株式数比 | 1.65 % | 浮動株比率 | 8.60 % |
対浮動株比 | 19.19 % |
参加評価
分売評価 | B | ||
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評価コメント | 板は500枚程度、出来高1,000枚以上と流動性は高い。 2018年10月以来8ヶ月ぶり2回目の分売実施となっている。 分売目的のとおり6月14日付けで東証1部への市場変更を予定しており、前日に分売を実施する珍しいパターン。 過去10年でも分売予定日に幅がなく決め打ちは3例しかなく、翌日に1部上場が控えている以上中止はまずなさそう。 今期業績は売上高+36%、営業利益+62%を見込んでおり、3Q時点での営業利益進捗率は92%と上ブレ余地がある。 年間配当は無配だが、株主優待として6月権利でクオカード2,000円分の設定があり、総合利回りは0.5%ほど。 PER53.5倍、PBR10.4倍の株価は割高感がある。 株価は2月まで2,000円前後だったが、それ以降は上にブレイクして倍近い4,000円を一時超えるなど急騰している。 前回は規模感が重かったこともあり微益の展開だったが、今回は貸借銘柄になっており流動性に不安はない。 値嵩株ということで慎重に挑みたい場合には前日にヘッジを入れればいいだけの話なので安定した利益が取れそう。 ただこれで東証1部に上がってしまうとあとはTOPIX組入くらいしか材料がないため、この割高な株価水準はいずれ是正されることを考えると中期的保有はリスクがありそう。 利確タイミングは適宜判断して行動することにしたい。 6/12追記: 発表日翌日は1部材料を好感して窓を空けて上昇したが、やはり分売の需給悪化を見越して売り込まれている。 発表日比では1割近く下落した水準だが、前日にやや釣り上げのような値動きがあり割引率2%なのは残念なところ。 ただ空売りはそこそこ入っていて流動性は十分高いのである程度の利益は期待できる案件になるのではないか。 ただ値動きは妙なアルゴが入っていて飛びやすいため不意に狼狽売りしてしまわないように注意したい。 |