阪神内燃機工業の立会外分売分析

銘柄名 6018】 阪神内燃機工業
市場 東証2部
信用区分 信用
実施目的 株式の流動性向上および株主数増加を図るため

スケジュール

発表日 2019/05/27 (月)
予定期間 2019/06/05 (水) ~ 2019/06/07 (金)
実施日 2019/06/05 (水)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 2,020 円
分売枚数 500 枚 前日終値 1,981 円
申込上限 7 枚 分売価格 1,931 円
PER 23.40 倍 割引率 -2.52 %
PBR 1.04 倍 発表日比 -4.41 %

株式情報

発行済株数 3,221,600 株 時価総額 6,221 百万円
浮動株数 567,002 株 浮動株総額 1,095 百万円
分売株数 35,000 株 分売総額 68 百万円
前日出来高 600 株 出来高/分売数 1.71 %
対株式数比 1.09 % 浮動株比率 17.60 %
対浮動株比 6.17 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 D
評価コメント

板・出来高ともに10枚程度と流動性に乏しい。

東証2部上場だが1部に市場変更できる状況には程遠いため、分売目的通り流動性改善が主目的とみられる。

今期業績は売上高-4%、営業利益-11%と減収減益予想になっているが、この会社の場合毎年低めの数字を出しておいて最終的には上振れしている傾向があり保守的とみられる。

年間配当は40円で利回りは2.0%ほど。株主優待はない。

PER12.4倍、PBR0.50倍の株価水準は割安感がある。

株価は2,000±100円の比較的狭いレンジで取引されてはいるが、板が飛び飛びであるため流動性リスクがある。

指標面だけなら先日の岩塚製菓に近いものがあるが、こちらは無借金ではあるものの純資産の半分は土地ということもあってそれほどキャッシュリッチ企業ともいえない。

分売価格が1,900円を下回る水準であれば中期的には買ってもいいような気はするが、短期的には分売価格を割れそう。

塩漬け上等のつもりである程度引っ張ってみるつもりがなければこの流動性では手を出さない方が無難ではないか。

6/4追記:

前日出来高400株と相変わらず流動性に難ありだが、終値はザラ場引けのため買い板基準の割引率は1.6%程度と渋い。

分売価格は当日安値よりも上であり、この状況下では相当に買い需要が多く参加者皆無でないと需給は厳しい。

特に参加メリットもなく無難に見送りとしたい。

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