テモナの立会外分売分析
銘柄名 | 【3985】 テモナ |
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市場 | 東証マザーズ |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社は本日の開示資料「東京証券取引所市場第一部への上場市場変更承認に関するお知らせ」に記載のとおり、株式会社東京証券取引所の承認を受け、2019年4月12日をもちまして、東京証券取引所マザーズ市場から東京証券取引所市場第一部へ市場変更することとなりました。
今回の立会外分売は、市場第一部への市場変更における形式要件を充足することを目的として行うものであります。 |
スケジュール
発表日 | 2019/03/20 (水) |
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予定期間 | 2019/04/05 (金) ~ 2019/04/11 (木) |
実施日 | 2019/04/05 (金) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 580 円 |
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分売枚数 | 3,700 枚 | 前日終値 | 601 円 |
申込上限 | 4 枚 | 分売価格 | 589 円 |
PER | 31.76 倍 | 割引率 | -2.00 % |
PBR | 48.56 倍 | 発表日比 | 1.55 % |
株式情報
発行済株数 | 10,866,192 株 | 時価総額 | 6,400 百万円 |
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浮動株数 | 1,282,211 株 | 浮動株総額 | 755 百万円 |
分売株数 | 260,000 株 | 分売総額 | 153 百万円 |
前日出来高 | 147,200 株 | 出来高/分売数 | 56.62 % |
対株式数比 | 2.39 % | 浮動株比率 | 11.80 % |
対浮動株比 | 20.28 % |
参加評価
分売評価 | C | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに500枚程度と流動性は高い。 2018年5月に続き1年ぶり2回目の分売実施となっている。 同日4月12日付けでの東証1部指定を発表しており、今回の分売は1部指定の形式要件充足の条件となっている。 現状の流通株式比率は32.7%程度のため、なんとか分売後であれば1部要件の35%は充足できる見込み。 2018年9月末現在の株主数は1,065名で、本分売のみなし株主数650名を加算しても一見すると2,200名に満たないように見えるが、2018年10月末の1:4の株式分割翌月に実施した総株主通知での株主数が1,550名以上だったのではないか。 ただ流通株式時価総額は分売後の見込みで22億円程度と全てにおいて心許なく東証もよく承認したなと思うところ。 上場基準の厳格化では真っ先に振り落とされそう。 今期業績は売上高+36%の割にはコスト増加により営業利益+5%と成長性はあまり期待できない予想になっている。 費用先行により1Q決算は前期比-43%の減益と厳しい。 年間配当は無配。株主優待を先日新設しており、9月権利でクオカード500円分の設定があり利回りは0.8%ほど。 PER29.8倍、PBR4.86倍の株価水準はやや割高感がある。 株価は昨年秋から下落傾向にあって半年で半値以下になっており、前述の決算発表の失望売りで500円の上場来安値を更新してからはやっと600円近辺まで回復している。 流動性は十分あることと手の出しやすい価格帯のため、とりあえずは利益の出る案件になるのではないか。 ただ値幅はあまり期待できないのと1部発表で材料出尽くしにも見えるため業績面も含めて中長期は持ち越しづらい。 4/4追記: 数日前まで600円台半ばで取引されていたことからすると節目の600円以下の分売価格は値ごろ感があり、割引率2%は渋いが株価としては発表日から比較しても過熱感はない。 流動性も十分に改善してきており、あまり値幅は期待できないが節目の600円以下には買い需要が期待できる。 下値リスクは限定的で、株価の安い案件はとりあえず底堅い展開になりそうなので参加方向としたい。 |