PR TIMESの立会外分売分析
銘柄名 | 【3922】 PR TIMES |
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市場 | 東証1部 |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社株式の分布状況の改善および流動性向上を図る為 |
スケジュール
発表日 | 2019/03/06 (水) |
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予定期間 | 2019/03/13 (水) ~ 2019/03/20 (水) |
実施日 | 2019/03/13 (水) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 2,486 円 |
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分売枚数 | 4,100 枚 | 前日終値 | 2,138 円 |
申込上限 | 1 枚 | 分売価格 | 2,074 円 |
PER | 57.43 倍 | 割引率 | -2.99 % |
PBR | 9.47 倍 | 発表日比 | -16.57 % |
株式情報
発行済株数 | 6,676,000 株 | 時価総額 | 13,846 百万円 |
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浮動株数 | 574,136 株 | 浮動株総額 | 1,191 百万円 |
分売株数 | 300,000 株 | 分売総額 | 622 百万円 |
前日出来高 | 96,800 株 | 出来高/分売数 | 32.27 % |
対株式数比 | 4.49 % | 浮動株比率 | 8.60 % |
対浮動株比 | 52.25 % |
参加評価
分売評価 | D | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに150枚程度と流動性はまずまず。 2018年8月29日に東証1部に市場変更しているが、分売によるみなし株主数で基準を満たしたためか早速2018年8月末時点の株主数は1,632名と既に2部降格基準を下回っている。 そのままでは今期の有報が出る6月頃に2部降格猶予期間入りしてしまうため急遽分売実施をしたと思われるが、期末を過ぎてから実施してもあまり意味がなさそうな気がする。 株主数が定着しないとは会社に魅力がないからであり、優待新設などしない限りは根本的に解決しないと思われる。 今期業績は売上高+22%、営業利益+21%と毎年安定した成長性を維持しており、3Q時点での営業利益進捗率が既に90%という点からしても上ブレして着地する余地がある。 配当は無配で優待もなく、株主還元策に乏しい。 PER47.1倍、PBR7.58倍の株価水準は割高感がある。 株価は直近では2,200-2,600円のレンジで比較的安定して取引されており、直近底値は2,200円近辺が目処となる。 前回の分売ではこの半分の数量であったが、事前予想とは予想外に寄りで同値がやっとで引けは分売価格-3.0%の大陰線というまったく見せ場のない酷い案件になった。 以前よりは流動性が悪化していることを踏まえても倍の株数で7億円規模を捌ききるのは厳しいのではないか。 まだマザーズで1部昇格材料があった頃と比べて既に東証1部では割高感は否めない株価であり買い手も不在か。 よほど流動性が改善して買い板が厚くなったりしない限りは見送り方向が無難そうな案件に見える。 3/12追記: 発表日から300円近く下落しての値決めとなっているが、前日に釣り上がっているため分売価格は前日終値と大差なくあまり値ごろ感があるとはいえない価格になっている。 前日中の値幅が150円近いところを見ても板の薄さは改善しておらず、この分売数量では需給悪化は必至か。 値嵩株は売りが出やすいことを踏まえてもリスクを取ってまで参加するメリットは見当たらない。 逆に皆が敬遠して売れ残りが発生して売り需要が想定より少ないなどなければ利益が出る展開が読めない。 朝の気配で相当な買い需要があるなどの状態でない限りは基本的には見送り方向が無難と考えられる。 |