リンクバルの立会外分売分析
銘柄名 | 【6046】 リンクバル |
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市場 | 東証マザーズ |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社は、平成27年4月に東京証券取引所マザーズ市場に上場いたしましたが、更に社会的な認知や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的として、東京証券取引所市場第一部への市場変更申請を行う準備を具体的に進めており、近々、東京証券取引所への申請予定となります。
今回の立会外分売は、その形式基準の充足を図るとともに、当社株式の分布状況の改善および流動性向上を図ることを目的として行うものであります。 |
スケジュール
発表日 | 2019/03/05 (火) |
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予定期間 | 2019/03/20 (水) ~ 1970/01/01 (木) |
実施日 | 2019/03/20 (水) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,021 円 |
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分売枚数 | 11,600 枚 | 前日終値 | 933 円 |
申込上限 | 10 枚 | 分売価格 | 905 円 |
PER | 95.88 倍 | 割引率 | -3.00 % |
PBR | 21.85 倍 | 発表日比 | -11.36 % |
株式情報
発行済株数 | 19,500,000 株 | 時価総額 | 17,648 百万円 |
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浮動株数 | 994,500 株 | 浮動株総額 | 900 百万円 |
分売株数 | 970,000 株 | 分売総額 | 878 百万円 |
前日出来高 | 866,200 株 | 出来高/分売数 | 89.30 % |
対株式数比 | 4.97 % | 浮動株比率 | 5.10 % |
対浮動株比 | 97.54 % |
参加評価
分売評価 | C | ||
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評価コメント | 板は500枚以上、出来高2,000枚以上と流動性は高い。 東証1部を目的とした分売だが、2018年9月末現在の株主数は498名と大幅に未達であり5倍以上に増やす必要がある。 このままでは2部基準にすら満たないため、3月末の権利までに優待新設など何らかの対策が必要と思われる。 2018年11月16日に社長の保有する75万株をみずほ証券に譲渡しており、9月末より流通株式比率は上昇している。 現在の流通株式比率を計算すると31.1%程度のため、この分売後であれば1部基準の35%は充足できる見込み。 配当は無配で株主優待もなく、株主還元策に乏しい。 PER26.8倍、PBR11.8倍の株価水準は割高感がある。 株価は年末に1,700円台の高値を付けてからは上値を切り下げてきており、直近では1,000円近辺が底値目処か。 大半が完売すれば同規模だったアイモバイルのように日中ずっと分売価格付近で上値の重い展開になりそう。 一方でファイズやエスプールのように売れ残りが発生すればそれなりに利益の出る展開になるかもしれない。 流動性はそれなりにあるので損失は出ても限定的と予想されるため、参加か不参加かは期待値で考えた場合には打診程度に参加しておくくらいが無難な案件ではないか。 3/19追記: 発表日以降は節目の1,000円を割れており、分売価格は先週付けた年初来安値と同価格な点は評価できる。 とはいえこの分売数量は短期的な需給面では無茶な点は変わりなく、完売すれば同値近辺がいいところではないか。 ただ出来高は十分あるためこの手の案件はなんとかなる場合もあり、分売価格を割れてもどこか逃げ場はありそう。 一応朝の気配を確認してからとはしておくが、往々にして明らかに微妙そうな場合は売れ残りが発生して堅調な寄り付きになり、安泰そうな場合は参加者が増加して割れそう。 この案件に参加する人が多そうなら見送り、見送りが多そうなら参加と空気を読んで行動することにしたい。 |