フクビ化学工業の立会外分売分析

銘柄名 7871】 フクビ化学工業
市場 東証2部
信用区分 信用
実施目的 当社株式の分布状況改善および流動性向上をはかるため

スケジュール

発表日 2019/02/26 (火)
予定期間 2019/03/05 (火) ~ 2019/03/08 (金)
実施日 2019/03/05 (火)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 578 円
分売枚数 2,100 枚 前日終値 597 円
申込上限 10 枚 分売価格 580 円
PER 64.99 倍 割引率 -2.85 %
PBR 1.90 倍 発表日比 0.35 %

株式情報

発行済株数 20,688,425 株 時価総額 11,999 百万円
浮動株数 1,386,124 株 浮動株総額 804 百万円
分売株数 100,000 株 分売総額 58 百万円
前日出来高 14,900 株 出来高/分売数 14.90 %
対株式数比 0.48 % 浮動株比率 6.70 %
対浮動株比 7.21 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

板は50枚程度、出来高は10枚程度と流動性に乏しい。

現在は東証2部上場だが、株主数さえ充足できれば1部への指定替えも手の届く範囲にはいる状況にある。

しかしながら今回の分売でも上限株数が低くないためあまり株主数増加目的の分売であるようには感じられない。

今期業績は売上高+2%、営業利益+3%とほぼ横ばいで3Q決算の前年同期比を見る限りでは概ね計画通りに着地しそう。

年間配当は15円で利回りは2.6%ほど。株主優待はない。

PER10.4倍、PBR0.40倍の株価水準はやや割安感がある。

株価は2018年2月に800円台を付けてから下落傾向で、年末の暴落で一時520円付近まで下落してからは反発しているが、75日線に天井を押さえつけてられているようにも見える。

分売数量の絶対数は多いわけではないが、もう少し流動性がないとこの状況ではほとんど利益の出ない案件ではないか。

できれば500円台前半まで下落してくると値ごろ感も出てきて参加しやすくなるので調整と流動性改善に期待したい。

3/4追記:

前日にやや買い込まれているため実質的なディスカウント率は2%くらいになっているのは惜しいところ。

とはいえ買い板が見せ板でなければ下値ではそれなりに買い需要はあるようであり、指標的な割安さもあって潜在的にはバリュー株投資家の買いが期待できそう。

ただこの価格帯では手数料を引いたら利益は僅かで見送ってしまっても問題なさそうな気もする。

短期的にはあまり利幅は期待できそうにないが、念のため朝の気配を確認してから気配が良ければ参加としたい。

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