ピックルスコーポレーションの立会外分売分析

銘柄名 2925】 ピックルスコーポレーション
市場 東証1部
信用区分 信用
実施目的 株式の流動性の向上及び株主数の増加を図るため。

スケジュール

発表日 2019/02/14 (木)
予定期間 2019/02/21 (木) ~ 2019/02/27 (水)
実施日 2019/02/21 (木)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 2,012 円
分売枚数 500 枚 前日終値 1,893 円
申込上限 1 枚 分売価格 1,836 円
PER 14.10 倍 割引率 -3.01 %
PBR 1.23 倍 発表日比 -8.75 %

株式情報

発行済株数 6,398,000 株 時価総額 11,747 百万円
浮動株数 850,934 株 浮動株総額 1,562 百万円
分売株数 50,000 株 分売総額 92 百万円
前日出来高 106,500 株 出来高/分売数 213.00 %
対株式数比 0.78 % 浮動株比率 13.30 %
対浮動株比 5.88 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 B
評価コメント

板・出来高ともに200枚程度と流動性はそこそこある。

2013年12月に続き5年ぶり2回目の分売実施となっている。

2017年11月に東証1部に指定替えされているが、2018年8月末現在の株主数が2,202名ということからして期末時点の株主数が心許ないため株主数増加目的の分売とみられる。

株主数が定着しないのも株主還元に魅力がないだけであり、配当性向の向上や優待新設の株主対策をした方が早そう。

年間配当は25円で利回りは1.4%ほど。株主優待はない。

PER14.0倍、PBR1.06倍の株価水準は市場平均並み。

株価は過去10年で押し目を作りつつも10倍以上になっており、理想的な長期投資銘柄といえる。

中期的には1,900-2,400円のレンジ相場の底値圏にあり、このあたりで仕込むにはちょうどいいかもしれない。

前回の分売では4倍の株数だったことから同値近辺での寄り付きと微妙案件だったが、さすがに今回は分売数量が少ないことからいくらかの利益は出るのではないか。

この分売数量ではまず配分は見込めないが、基本的には市況が悪くならなければ参加方針としておきたい。

2/20追記:

抵抗線であった1,900円割れまで売り込まれており、分売価格は年末の暴落時の安値以下というのは評価できる。

2018年4月以来の安値であり値ごろ感が感じられる。

流動性についても分売数量に近い出来高があるためこの状況であれば問題なく捌ききれるものと思われる。

また売りが一巡すれば元の1,900-2,000円台での戻りも期待でき、中長期的にも面白そうな銘柄に見える。

配分面ではまず望めないがぜひ参加しておきたい。

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