ユーザーローカルの立会外分売分析
銘柄名 | 【3984】 ユーザーローカル |
---|---|
市場 | 東証マザーズ |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社株式の流動性向上および分布状況の改善を図るため |
スケジュール
発表日 | 2019/02/13 (水) |
---|---|
予定期間 | 2019/02/27 (水) ~ 2019/03/01 (金) |
実施日 | 2019/02/27 (水) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 5,600 円 |
---|---|---|---|
分売枚数 | 2,900 枚 | 前日終値 | 4,320 円 |
申込上限 | 5 枚 | 分売価格 | 4,212 円 |
PER | 73.69 倍 | 割引率 | -2.50 % |
PBR | 59.36 倍 | 発表日比 | -24.79 % |
株式情報
発行済株数 | 3,696,200 株 | 時価総額 | 15,568 百万円 |
---|---|---|---|
浮動株数 | 362,228 株 | 浮動株総額 | 1,526 百万円 |
分売株数 | 150,000 株 | 分売総額 | 632 百万円 |
前日出来高 | 34,600 株 | 出来高/分売数 | 23.07 % |
対株式数比 | 4.06 % | 浮動株比率 | 9.80 % |
対浮動株比 | 41.41 % |
参加評価
分売評価 | D | ||
---|---|---|---|
評価コメント | 板・出来高は100枚程度と流動性はあまりない。 現在は東証マザーズに上場しているが、本則市場への市場変更の観点では2部であれば現状でも可能という状況にある。 1部基準は流通株式比率はなんとか満たせる計算だが、流通株式数が圧倒的に不足しているため現状の流動性に乏しい状況に鑑みても株式分割をするのが先決ではないか。 今期業績は売上高+14%、営業利益+6%と緩やかな増収増益を予想しており、2Q時点の進捗率53%と概ね想定線か。 配当は無配で株主優待もなく株主還元策に乏しい。 特に成長性が著しいわけでもないのにPER47.9倍、PBR7.12倍の株価水準は需給だけで成り立っており割高感がある。 株価は初値高騰しすぎたためか長期で見ると上場ゴールのようなチャートになっているが、年末の暴落で一時4,000円台まで下落してから現在では5,500円近辺で落ち着いている。 普段から最良気配が100円近く離れており、少し流動性が枯渇すると平気で分売の割引率分以上は動いている。 ただでさえ値嵩株は売り物が出やすくハイリスクなのに加えて、分売総額6億円規模は捌ききれないのではないか。 もう少し流動性が改善しないと危険そうな気がする。 2/26追記: やはり低い流動性でこの枚数の分売が嫌気されてか発表日から2割以上下落した水準での値決めとなっている。 普通の案件であれば売り込まれている方がありがたいが、逆に年初来安値どころか上場来安値での分売となるとさらに下に抜けるようなら見切り売りが加速する懸念もある。 同規模で近い価格帯と出来高の類似案件ではエスティック、アオイ電子あたりの値動きが参考になるところ。 値嵩株は売り物が出やすいことを踏まえても、寄りは同値近辺がいいところで分売割れの可能性も十分にある。 参加するにしても当日朝の気配次第でそれなりに買い需要があることを確認してからが無難ではないか。 |