ヤギの立会外分売分析

銘柄名 7460】 ヤギ
市場 東証2部
信用区分 信用
実施目的 一定数量の売却意向があり当社として検討した結果、立会外分売による当社株式の分布状況改善及び流動性向上をはかるため

スケジュール

発表日 2019/02/05 (火)
予定期間 2019/02/13 (水) ~ 2019/02/19 (火)
実施日 2019/02/13 (水)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,577 円
分売枚数 1,000 枚 前日終値 1,544 円
申込上限 10 枚 分売価格 1,514 円
PER 9.02 倍 割引率 -1.94 %
PBR 0.44 倍 発表日比 -3.99 %

株式情報

発行済株数 10,568,000 株 時価総額 16,000 百万円
浮動株数 856,008 株 浮動株総額 1,296 百万円
分売株数 45,000 株 分売総額 68 百万円
前日出来高 600 株 出来高/分売数 1.33 %
対株式数比 0.43 % 浮動株比率 8.10 %
対浮動株比 5.26 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

板・出来高ともに20枚程度と流動性に乏しい。

この数量ではあまり分売で売却する必要性も感じられないが、外資系の大株主名が散見されることから後述の通期業績の下方修正を受けての見切り売り等も考えられる。

1月28日に天候不順などによる販売不調の影響で通期予想を下方修正しており、今期は売上高+3%とほぼ横ばいだが、営業利益-15%と一転して減益予想に変わってしまっている。

年間配当は37円で利回りは2.4%ほど。株主優待はない。

PER7.67倍、PBR0.37倍の株価水準は割安感がある。

株価は2018年の年初に3,000円を超えるまで上昇し続けていたが、以後ずっと下げ基調で今では半値になっている。

とはいえ信用買残も整理されて上昇前の水準まで戻っていることからそろそろこの辺りが底になるのではないか。

流動性はいまひとつだが、この割安感のある株価であれば一定のバリュー投資需要が下支えになることに期待したい。

短期的には参加メリットを考えると見送りでも十分問題なさそうで、中長期的に仕込みたい人向けかもしれない。

2/12追記:

株価は年初来安値近くで引けている点は評価できるが、割引率が2%未満と渋い点についてはいただけない。

さすがにこの値段だとある程度の買い需要は期待できそうだが、やはり短期参加者が多いと微妙な結果になりそう。

割安さくらいしか買い要素がないので、一時的には分売価格割れも許容できる前提なら気配次第で参加としたい。

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