RPAホールディングスの立会外分売分析

銘柄名 6572】 RPAホールディングス
市場 東証マザーズ
信用区分 信用
実施目的 当社は、平成30年3月に東京証券取引所マザーズ市場に上場いたしましたが、さらに社会的な認知度や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的として東京証券取引所本則市場への市場変更申請を行っております。

今回の立会外分売は、市場第一部への市場変更における株主数の形式要件の充足を図るとともに、当社株式の分布状況の改善および株式の流動性向上を目的として行うものであります。

ただし、形式要件の充足を含め、何らかの理由で市場第一部の基準を満たさないと判断された場合には、市場変更が認められない可能性があります。

スケジュール

発表日 2019/01/29 (火)
予定期間 2019/02/14 (木) ~ 2019/02/21 (木)
実施日 2019/02/14 (木)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 3,075 円
分売枚数 2,100 枚 前日終値 3,045 円
申込上限 1 枚 分売価格 2,953 円
PER 696.56 倍 割引率 -3.02 %
PBR 8.77 倍 発表日比 -3.97 %

株式情報

発行済株数 25,899,000 株 時価総額 76,480 百万円
浮動株数 2,434,506 株 浮動株総額 7,189 百万円
分売株数 100,000 株 分売総額 295 百万円
前日出来高 135,400 株 出来高/分売数 135.40 %
対株式数比 0.39 % 浮動株比率 9.40 %
対浮動株比 4.11 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

板は500枚以上、出来高2,000枚程と流動性は高い。

2018年3月に東証マザーズに上場している。

東証1部への市場変更の形式要件充足を目的とした分売となっているが、既に形式的には1部要件を満たしている。

直接的には株主数増加が主目的のようだが、こちらについても2018年8月末現在の株主数は2,273名と問題なさそう。

今期業績を10月に上方修正しており、売上高+117%、営業利益+95%と凄まじい成長性の予想となっている。

配当・優待ともに設定がなく株主還元策に乏しい。

さすがにこの高成長株であることを踏まえてもPER153.2倍、PBR8.95倍の株価水準は非常に割高な水準といえる。

株価は3,000-3,600円あたりのレンジ相場となっている。

新興銘柄らしく1日の値動きが100円以上ある日が多く、分売のディスカウント分くらいは余裕で飛びそうな案件。

流動性は非常に高いが値嵩株は売り物が出やすいためいい思い出がなく、当日の市況によっても左右されそう。

ボラティリティが高くハイリスクな銘柄であるため心配であれば無理には手を出さないほうがいい案件かもしれない。

ただ買い板は非常に厚いため、市況が良ければという前提にはなるが打診程度で参加してもいいかもしれない。

2/13追記:

割引率は文句ないが、前日比+3.7%の上昇からこの分売価格ではあまり値ごろ感がないのは惜しいところ。

とはいえ流動性は十分高いので結構厚い買い板が釣り上げのための見せ板でなければそこそこの利益は出そう。

明日朝になっても3,000円以上の価格帯に買い板が残っているようであれば大きな利益も狙えるかもしれない。

ただ新興銘柄は市況次第で寄り付きが動くことが多いので、朝の市況と板次第のため一旦保守的な評価としておく。

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