ヤマシタヘルスケアホールディングスの立会外分売分析
銘柄名 | 【9265】 ヤマシタヘルスケアホールディングス |
---|---|
市場 | 東証1部 |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社株式の分布状況改善及び流動性の向上を目的とするものです。 |
スケジュール
発表日 | 2019/01/18 (金) |
---|---|
予定期間 | 2019/01/25 (金) ~ 2019/01/31 (木) |
実施日 | 2019/01/29 (火) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,176 円 |
---|---|---|---|
分売枚数 | 400 枚 | 前日終値 | 1,194 円 |
申込上限 | 20 枚 | 分売価格 | 1,158 円 |
PER | 14.90 倍 | 割引率 | -3.02 % |
PBR | 0.57 倍 | 発表日比 | -1.53 % |
株式情報
発行済株数 | 2,553,000 株 | 時価総額 | 2,956 百万円 |
---|---|---|---|
浮動株数 | 778,665 株 | 浮動株総額 | 902 百万円 |
分売株数 | 80,000 株 | 分売総額 | 93 百万円 |
前日出来高 | 5,600 株 | 出来高/分売数 | 7.00 % |
対株式数比 | 3.13 % | 浮動株比率 | 30.50 % |
対浮動株比 | 10.27 % |
参加評価
分売評価 | C | ||
---|---|---|---|
評価コメント | 板・出来高ともに50枚程度と流動性は低い。 2018年1月以来1年ぶりの分売実施となっており、前回は大株主からの売却だったが今回は特に分売目的の記載がない。 しかしオーナー企業である株主構成で前年と同時期という点からも今回も似たように大株主からの売却ではないか。 今期業績は売上高+1.5%と横ばいだが、人件費増などにより営業利益-18%といまひとつな予想になっている。 2Q決算時点での進捗率は52%と想定どおり推移している。 年間配当は24円で利回りは2.0%ほど。株主優待は5月権利でクオカード500円の設定があり、総合利回り2.5%ほど。 PER14.7倍、PBR0.47倍の株価水準は少し割安感がある。 2017年12月に山下医科器械単独による株式移転により持株会社化されテクニカル上場しているが、まるで上場ゴールのようなチャートで昨年末まで下落し続けている。 一応節目の1,000円で株価は下げ止まってからは少し反発しているため短期的には底値と見ていい水準ともいえる。 前回の分売では堅調だったことを踏まえて、流動性は低いがある程度の利益は見込める案件になるのではないか。 当日までにもう少し流動性の改善に期待したい。 1/28追記: 今年最初の案件だったが、それほど売り込まれたわけでもないのに値決めを2日延期し3日目にやっと実施となった。 順当に初日に値決めしておけば値ごろ感のある株価水準だったものの、この窓を空けて1割以上釣り上がっている状態では25日移動平均より上ということもあり買いづらい。 類似案件では2016年8月のRS Techが似たような規模感で初日実施せずだったが、微益程度は一応出ている。 分売数量は少ないためそれほど損失も出るとは思えないが、安心して参加できる案件でないのでやはり微妙そう。 |