モーニングスターの立会外分売分析
銘柄名 | 【4765】 モーニングスター |
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市場 | JASDAQ |
信用区分 | 貸借 |
実施目的 | 当社は、2000年6月に現在の東京証券取引所ジャスダック市場に上場いたしましたが、更に社会的な認知や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的として、東京証券取引所市場第一部への市場変更申請を行う準備を具体的に進めております。
今回の立会外分売は、大株主の保有株式を売却することにより流通株式数比率を向上させ、その形式基準の充足を図ることを目的として行うものであります。 |
スケジュール
発表日 | 2018/12/14 (金) |
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予定期間 | 2018/12/21 (金) ~ 2018/12/28 (金) |
実施日 | 中止 |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 361 円 |
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分売枚数 | 28,500 枚 | 前日終値 | - |
申込上限 | 200 枚 | 分売価格 | - |
PER | 69.64 倍 | 割引率 | - |
PBR | 14.12 倍 | 発表日比 | - |
株式情報
発行済株数 | 83,973,600 株 | 時価総額 | 30,314 百万円 |
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浮動株数 | 5,710,205 株 | 浮動株総額 | 2,061 百万円 |
分売株数 | 3,350,000 株 | 分売総額 | 1,209 百万円 |
前日出来高 | - 株 | 出来高/分売数 | - % |
対株式数比 | 3.99 % | 浮動株比率 | 6.80 % |
対浮動株比 | 58.67 % |
参加評価
分売評価 | C | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに500枚程度と流動性は高い。 2018年9月以来3ヶ月ぶり3回目の分売実施となっている。 今回も同様に東証1部の形式要件充足目的だが、今回の分売を考慮してもなお流通株式比率は25.5%程度で1部基準の35%にするにはさらに850万株程度の処分が必要とみられる。 仮に今後もこのペースで分売を実施していくのであればあと3回は必要になるため、まだ1年はかかる計算となる。 売却主は前回同様の親会社のSBIグローバルアセットマネジメントとモーニングスター・インク両社とみられる。 今期業績は非開示だが、これまで9期連続増益・増配であることを踏まえると少なくとも増益は確保できそう。 1Q決算時点では前期比同等の増益率を確保している。 PER25.0倍、PBR3.25倍の株価水準は少し割高感がある。(会社予想が非開示のためEPSは四季報掲載値) 年間配当は未定だが、前年同額と仮定すると11円で利回りは3.0%ほど。株主優待として3月権利で自社サービスや自社関連商品の設定がある。 株価は350-400円のレンジだが、徐々に上値を切り下げて現在は下限で三角持ち合いのような状態になっている。 貸借銘柄ではあるが、同日既に日証金から注意喚起発表されており高確率で売り禁になる可能性が高い。 通常であれば売り禁案件は手出し無用だが、前回は同様の分売株数にかかわらず利益の出る展開となった。 心理的に額面が低いと急いで投げる必要もないため、値嵩株とは逆で低位株は意外となんとかなるパターンも多い。 大して利益もないだろうが、ほぼ全員に行き渡る数量だと思われるので打診程度に参加してもいいかもしれない。 |