ライトアップの立会外分売分析
銘柄名 | 【6580】 ライトアップ |
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市場 | 東証マザーズ |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため |
スケジュール
発表日 | 2018/12/11 (火) |
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予定期間 | 2018/12/18 (火) ~ 2018/12/20 (木) |
実施日 | 2018/12/18 (火) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,535 円 |
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分売枚数 | 2,000 枚 | 前日終値 | 1,270 円 |
申込上限 | 48 枚 | 分売価格 | 1,238 円 |
PER | 95.85 倍 | 割引率 | -2.52 % |
PBR | 3.82 倍 | 発表日比 | -19.35 % |
株式情報
発行済株数 | 2,903,000 株 | 時価総額 | 3,594 百万円 |
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浮動株数 | - 株 | 浮動株総額 | - 百万円 |
分売株数 | 145,100 株 | 分売総額 | 180 百万円 |
前日出来高 | 28,100 株 | 出来高/分売数 | 19.37 % |
対株式数比 | 5.00 % | 浮動株比率 | - % |
対浮動株比 | - % |
参加評価
分売評価 | D | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに50枚程度と流動性は低い。 2018年6月に東証マザーズに上場しており、よくありがちな中期的には東証への市場変更を目指すパターンにみえる。 ただし9月末時点では流通株式比率は24.7%程度であり、1部要件の35%までにはさらに同規模の分売が必要になる。 さらに流通株式数と流通株式時価総額が大幅に未達であることから株式対策まわりでいくらか調整が必要となる。 今期業績は売上高+5%、営業利益-1%と上場翌年度にしては成長性の欠片も感じられない予想になっており、下期偏重型業績とはいっても2Q決算の進捗率20%と厳しい。 年間配当は無配で株主優待もなく、株主還元策に乏しい。 PER12.4倍、PBR2.22倍の株価水準は市場平均並み。 株価は上場時の初値3,725円からわずか半年足らずで半値以下の1,500円台になっており、テクニカル的にも短期・中期いずれも下落し続けているチャートで底が見えない。 下落する際には一気に100円近く動くことが多く、比較的ボラティリティは高い状態にある。 浮動株が少ない中で発行済株式の5%の分売は需給悪化懸念があり、上場来安値更新で株主全員が含み損の日に分売実施を発表するという既存株主軽視の姿勢は疑問が残る。 上値の重い展開で分売価格割れもありそうなため、基本的には見送り方向で検討しておきたい。 12/17追記: 分売発表日からはさらに15%以上売り込まれているが、株価は連日年初来安値を更新しており底が見えない。 うまく底値を見極めればリバ狙いの反発も期待できるかもしれないが、マザーズ指数も900ポイント近くまで接近しているこの買い手不在の市況の中では難しそう。 分売価格割れの可能性もありリスクオフ局面で無理に手を出す銘柄でもないので、無難に見送り方向としたい。 |