オリバーの立会外分売分析
銘柄名 | 【7959】 オリバー |
---|---|
市場 | 名証2部 |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社株式の流動性及び株式分布状況の改善を図るため。 |
スケジュール
発表日 | 2018/12/10 (月) |
---|---|
予定期間 | 2018/12/18 (火) ~ 2018/12/21 (金) |
実施日 | 2018/12/18 (火) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,998 円 |
---|---|---|---|
分売枚数 | 2,700 枚 | 前日終値 | 1,967 円 |
申込上限 | 3 枚 | 分売価格 | 1,898 円 |
PER | 19.51 倍 | 割引率 | -3.51 % |
PBR | 1.19 倍 | 発表日比 | -5.01 % |
株式情報
発行済株数 | 12,976,053 株 | 時価総額 | 24,629 百万円 |
---|---|---|---|
浮動株数 | 480,114 株 | 浮動株総額 | 911 百万円 |
分売株数 | 142,000 株 | 分売総額 | 270 百万円 |
前日出来高 | 1,400 株 | 出来高/分売数 | 0.99 % |
対株式数比 | 1.09 % | 浮動株比率 | 3.70 % |
対浮動株比 | 29.58 % |
参加評価
分売評価 | D | ||
---|---|---|---|
評価コメント | 板・出来高ともに20枚程度と流動性に乏しい。 2018年6月以来半年ぶり2回目の分売実施となっている。 株主数以外の要件的には東証2部にいてもおかしくない水準であり、中期的には東証上場の可能性も考えられる。 引き続き前回同様に上限株数が低いことから、2018年4月末現在734名の株主数増加目的の分売とみられる。 今期業績は売上高+4%、営業利益+7%と、前期に引き続き小幅ではあるものの増収増益を見込んでいる。 年間配当は31円で利回りは1.6%ほど。株主優待として10月権利でジェフグルメカード1,500円分の設定がある。 PER12.5倍、PBR0.73倍の株価水準は少し割安感がある。 株価は優待権利の10月にかけて2,300円前後まで上昇し、権利落ちの現在では2,000円を下値に取引されている。 前回は1割近くが売れ残りとなり、1枚で1万円近くの損失が出てその後の株価もしばらく軟調なままとなった。 それを受けて急遽会社側も株主優待を改善することにより、株価はなんとか分売実施前まで戻している。 前回よりはいくらか流動性はマシになっているが、それでも発表日時点で最良気配値が50円近くも離れている。 優待需要がある権利前近くならともかく、名証案件でこの株数はさすがに今回も厳しいのではないか。 参加メリットも見当たらないので見送り方向としたい。 12/17追記: 最終気配が売り気配での約定で終わっているため、買い気配を基準にすれば実質1.6%の割引率しかない。 これでも先般の結果のように分売数量が5万株以下なら捌けたかもしれないが、この数量ではやや厳しそう。 前回が酷い損失案件だったことを踏まえても、相当な買い需要がなければ見送り方向が無難な案件ではないか。 |