東洋電機の立会外分売分析
銘柄名 | 【6655】 東洋電機 |
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市場 | 名証2部 |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社株式の流動性及び株式分布状況の改善を図るため。 |
スケジュール
発表日 | 2018/12/06 (木) |
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予定期間 | 2018/12/14 (金) ~ 2018/12/19 (水) |
実施日 | 2018/12/14 (金) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 900 円 |
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分売枚数 | 400 枚 | 前日終値 | 905 円 |
申込上限 | 5 枚 | 分売価格 | 895 円 |
PER | 50.04 倍 | 割引率 | -1.10 % |
PBR | 4.27 倍 | 発表日比 | -0.56 % |
株式情報
発行済株数 | 4,694,475 株 | 時価総額 | 4,202 百万円 |
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浮動株数 | 558,643 株 | 浮動株総額 | 500 百万円 |
分売株数 | 15,000 株 | 分売総額 | 13 百万円 |
前日出来高 | 9,800 株 | 出来高/分売数 | 65.33 % |
対株式数比 | 0.32 % | 浮動株比率 | 11.90 % |
対浮動株比 | 2.69 % |
参加評価
分売評価 | D | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに20枚程度と流動性は低い。 今期予想を2Q決算と同時に下方修正しており、売上高+1%、営業利益-71%とかなりの減益予想になっている。 PER35.0倍、PBR0.68倍の株価水準はPER基準だと割高感があるが、PBR基準ならやや割安感がある。 地方市場案件でも分売数量は極小であり、先月のはごろもフーズやミダックが意外と堅調だった状況を踏まえると分売数量と出来高の比率はこちらの方がマシであり、株価も値ごろ感がありなんとかなるのではないか。 年間配当は24円で利回りは2.6%ほど。株主優待は3月権利でクオカード1,000円分の設定があり総合利回り3.7%ほど。 株価は5月に急騰後の往って来いからは安定しており、1,000円から下値を切り下げつつ900円前後で取引されている。 過疎株の割にはボラティリティが低く、買い気配での引けで分売価格800円台ならありかもしれない。 いずれにしても150枚足らずの分売の配分はまず困難であり、下値も限定的であるため損益よりも運試し程度のつもりで参加しておいてもいいかもしれない。 ただ短期参加者が多いと微妙な結果になりそうで、利幅も限定的であるため見送りでもまったく問題なさそう。 12/13追記: 分売日にかけて出来高は増加しているが905円での買い支えのような値動きがあり、さらには過去10年の最低割引率である1.10%での分売実施と値決めが酷い案件となった。 銘柄と分売数量は悪くないものの、いくらなんでもこの割引率では同値がいいところか損失の可能性もある。 意外と割れない可能性もあるが、どちらにしてもこの値幅ではどうでもいい利益か手数料負け程度ではないか。 やや総合利回りがいい程度で特段の成長性や割安さもなく参加メリットが見当たらないため無難に見送りとしたい。 |