地域新聞社の立会外分売分析
銘柄名 | 【2164】 地域新聞社 |
---|---|
市場 | JASDAQ |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。 |
スケジュール
発表日 | 2018/11/29 (木) |
---|---|
予定期間 | 2018/12/06 (木) ~ 2018/12/12 (水) |
実施日 | 2018/12/06 (木) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 3,445 円 |
---|---|---|---|
分売枚数 | 1,400 枚 | 前日終値 | 3,180 円 |
申込上限 | 4 枚 | 分売価格 | 3,084 円 |
PER | 261.49 倍 | 割引率 | -3.02 % |
PBR | 117.99 倍 | 発表日比 | -10.48 % |
株式情報
発行済株数 | 1,843,800 株 | 時価総額 | 5,686 百万円 |
---|---|---|---|
浮動株数 | 228,631 株 | 浮動株総額 | 705 百万円 |
分売株数 | 80,000 株 | 分売総額 | 247 百万円 |
前日出来高 | 175,600 株 | 出来高/分売数 | 219.50 % |
対株式数比 | 4.34 % | 浮動株比率 | 12.40 % |
対浮動株比 | 34.99 % |
参加評価
分売評価 | C | ||
---|---|---|---|
評価コメント | 板は300枚、出来高500枚程度と流動性は高い。 第2位株主で20%を保有する(株)デルタが8月3日に中広に全株を497円で譲渡しており、政策保有株とはいえ短期でこれだけ含み益が増えたためか市場内で5%近く売却している。 11月8日~12日に売却した際に株価は需給悪化で下落しており、今度は分売での処分となったのではないか。 今期業績は売上高+4%、営業利益-13%といまひとつな状況であり、毎年黒字と赤字の間で今後も期待できない。 PER318倍、PBR14.5倍の株価水準は非常に割高。 株価は8月の500円前後から3ヶ月で一時10倍以上の5,000円を付けるなど仕手株化して非常に乱高下が激しい。 日中の値動きで分売のディスカウント分は軽く飛んでしまうようなボラティリティがあり、難易度が高い。 仕手株化している影響でファンダではまともには買えない水準になっており、値嵩株ということもあってハイリスクな案件で万人におすすめできる案件ではない。 とはいえ流動性はあるため短期的なら捌けなくもないといった印象なので、朝の気配次第で参加してもよさそう。 12/5追記: さすがに仕手株だけあって前日には-17%と大幅に下落しており、割引率の3%が霞んで見えてしまうほど。 買い気配が厚いのはあくまでもストップ安直前のリバ狙いの板であり、明日になれば消えている可能性が高い。 良くも悪くも仕手株であるため現状では闇鍋の半丁博打状態であり、大きく損するか利益が出るか読めない。 普通の案件であれば流動性だけで無条件での参加でも問題ないが、現時点ではなんとも評価できない。 朝の気配で相当な買い需要がない限りは手出し無用の案件であり、配分があってもザラ場持ち越しは危険そう。 上級者向けの案件であり寄りの気配で自主判断ができないのであれば見送ってしまってもいいと思われる。 |