はごろもフーズの立会外分売分析

銘柄名 2831】 はごろもフーズ
市場 東証2部
信用区分 信用
実施目的 当社株式の分布状況の改善および流動性の向上のため

スケジュール

発表日 2018/11/21 (水)
予定期間 2018/11/29 (木) ~ 2018/12/04 (火)
実施日 2018/11/29 (木)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 2,680 円
分売枚数 1,000 枚 前日終値 2,681 円
申込上限 16 枚 分売価格 2,601 円
PER 26.84 倍 割引率 -2.98 %
PBR 7.33 倍 発表日比 -2.95 %

株式情報

発行済株数 10,325,365 株 時価総額 26,856 百万円
浮動株数 2,054,748 株 浮動株総額 5,344 百万円
分売株数 50,000 株 分売総額 130 百万円
前日出来高 1,100 株 出来高/分売数 2.20 %
対株式数比 0.48 % 浮動株比率 19.90 %
対浮動株比 2.43 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 D
評価コメント

板は50枚程度、出来高は10枚前後と流動性に乏しい。

2018年7月以来1年ぶり2回目の分売実施となっている。

申請すればいつでも1部には指定替えできそうだが2部に留まっているところからすると、オーナー企業である株主構成も踏まえて会社側にその意志はあまりないように感じる。

今期業績は売上高+0%、営業利益+14%を見込んでいるが、2Q時点では前年同期比横ばいの営業利益となっている。

年間配当は36円で利回りは1.4%ほど。株主優待として3月権利で500株以上で3,000円分自社製品の設定がある。

PER20.4倍、PBR0.88倍の株価水準は市場平均並み。

株価は1年以上2,600-2,800円の狭いレンジで取引されており、1年間で株価変動が10%もないというのは珍しい。

分売価格が下限決定であれば比較的買いやすいが、この流動性のなさを踏まえると流動性リスクも取りづらい。

前回はこの1/5の株数だったにも関わらず同値での寄り付きだったことを踏まえると、この流動性のままであれば損失が出る可能性の方が高いのではないか。

リスクの割には参加メリットも少なそうなので、基本的には見送り方向で検討しておきたい。

11/28追記:

出来高は1桁のまま最良気配は20円近く離れており、最後は売り気配で約定しているため実質割引率は2%となる。

分売価格はレンジの下限付近なので塩漬け覚悟で中長期的に保有したい人にはいいかもしれないが、短期的には分売価格割れの可能性もあり参加メリットは少ない。

分売数量は少ないといえども出来高を基準にすると捌ききれないと見て、基本的には見送り方向としたい。

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