オークネットの立会外分売分析
銘柄名 | 【3964】 オークネット |
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市場 | 東証1部 |
信用区分 | 貸借 |
実施目的 | 当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため |
スケジュール
発表日 | 2018/11/13 (火) |
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予定期間 | 2018/11/20 (火) ~ 2018/11/26 (月) |
実施日 | 2018/11/20 (火) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,169 円 |
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分売枚数 | 3,100 枚 | 前日終値 | 1,051 円 |
申込上限 | 1 枚 | 分売価格 | 1,024 円 |
PER | 15.58 倍 | 割引率 | -2.57 % |
PBR | 2.17 倍 | 発表日比 | -12.40 % |
株式情報
発行済株数 | 27,616,700 株 | 時価総額 | 28,280 百万円 |
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浮動株数 | 414,251 株 | 浮動株総額 | 424 百万円 |
分売株数 | 202,400 株 | 分売総額 | 207 百万円 |
前日出来高 | 177,500 株 | 出来高/分売数 | 87.70 % |
対株式数比 | 0.73 % | 浮動株比率 | 1.50 % |
対浮動株比 | 48.86 % |
参加評価
分売評価 | B | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに50枚程度と流動性はやや低い。 2018年8月以来3ヶ月ぶり2回目の分売実施となっている。 前回の際は明らかになっていなかったが、2018年6月末現在の株主数が1,316名と2部降格基準を大幅に下回っている。 さすがに会社側も根本的な対策に乗り出したのか、同日に12月権利での株主優待新設を発表している。 売却主が前回同様に筆頭株主で創業家の資産運用会社であるフレックスコーポレーション(株)だと考えられる。 今期業績は売上高+9%、営業利益+15%の予想だが、3Q決算時点では減益かつ進捗率67%と下振れして着地しそう。 年間配当は26円で利回りは2.5%ほど。株主優待は12月権利にてクオカード1,000円分で総合利回りは3.5%ほど。 PER12.6倍、PBR1.69倍の株価水準は市場平均並み。 株価は前回の分売以降は下落し続けており、10月に市況悪化の影響もあり上場来安値を更新してきている。 上場来安値である1,100円が底値として意識されそう。 前回の分売はこの7割ほどの株数だったのにも関わらず、前日引けにかけての釣り上げのような値動きがあったこともあり当日は終始分売価格付近の微妙な案件となった。 釣り上げさえなければまともな案件になりそうで、今回は優待新設と権利日まで近いこともあって前回よりはまともな案件になることを期待することにしたい。 株価もほぼ安値圏にあり信用買残も整理されてきたので、もう少し流動性と板が厚くなれば参加方針としたい。 11/19追記: 前日にかけて売り込まれており、発表日と比較して1割以上下落しており流動性も向上している。 前回が軟調だったのは釣り上げのせいもありが、空売りが全然入っていない状況だったのとは打って変わって十分な空売りが入っており買い戻し需要は結構ありそう。 分売発表と同時に新設された優待についても株価には織り込んでおらず、総合利回り3.5%という状況を踏まえても12月権利に向けての実需も増えてくるのではないか。 さすがに今回は堅調な利益が期待できる案件になりそう。 分売数量もそれほど多いわけではないので、売りが一巡すれば数日内に1,100円台への戻しと窓埋めに期待したい。 |