ミダックの立会外分売分析
銘柄名 | 【6564】 ミダック |
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市場 | 名証2部 |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社は当社株式の東京証券取引所市場第二部への新規上場申請を行っております。今回の立会外分売は、同取引所市場第二部への新規上場における形式要件を充足し、当社株式の分布状況の改善及び株式の流動性向上を目的に行うものであります。ただし、何らかの理由で新規上場の基準を満たさないと判断された場合には、同取引所への新規上場は承認されない可能性があります。 |
スケジュール
発表日 | 2018/11/13 (火) |
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予定期間 | 2018/11/29 (木) ~ 2018/12/03 (月) |
実施日 | 2018/11/30 (金) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 2,150 円 |
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分売枚数 | 300 枚 | 前日終値 | 2,329 円 |
申込上限 | 1 枚 | 分売価格 | 2,259 円 |
PER | 34.87 倍 | 割引率 | -3.01 % |
PBR | 8.43 倍 | 発表日比 | 5.07 % |
株式情報
発行済株数 | 3,324,300 株 | 時価総額 | 7,510 百万円 |
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浮動株数 | 189,485 株 | 浮動株総額 | 428 百万円 |
分売株数 | 40,000 株 | 分売総額 | 90 百万円 |
前日出来高 | 1,200 株 | 出来高/分売数 | 3.00 % |
対株式数比 | 1.20 % | 浮動株比率 | 5.70 % |
対浮動株比 | 21.11 % |
参加評価
分売評価 | D | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに30枚程度と流動性は低い。 分売目的のとおり東証2部への上場に向けた分売となっているが、形式要件は既にほぼ満たしているようにみえる。 強いて言えば、2018年3月末現在の株主数が841名であるため、直近9月末現在で減少しているとすれば2部基準の800名を満たすための分売目的がメインと考えられる。 分売発表と同日に通期業績を上方修正しており、今期業績は売上高+7%、営業利益+22%を見込んでいる。 年間配当は12円で利回りは0.5%ほど。株主優待はない。 PER13.6倍、PBR3.46倍の株価水準は市場平均並み。 株価は1,800-2,000円のレンジで推移していたが、上にブレイクして現在は2,100円近くで取引されている。 過去では取引証券会社が限られることから名証案件はいまひとつの成績が多く、底値近くで実施するならまだしも高値圏では少ない数量でも需給悪化で厳しいのではないか。 もう少し流動性が増加した上で株価が落ち着いてこれば参加してもいいが、取り立てて割安でも高配当でもなく株主還元も良くはないため中期的にもおすすめはできない。 参加メリットも少なそうで見送り方向としたい。 11/29追記: 特に理由がないにもかかわらず分売期間初日に実施せず1日見送りをして翌日に実施の流れとなっている。 分売発表後には市場変更を材料に高騰しており、板が薄いこともあってか日足では日によって値動きが荒い。 本日のはごろもフーズは意外と実需もあって底堅かったが、名証案件だと証券会社も限られるため厳しそう。 同様に短期参加者皆無の状況であれば持ちこたえるかもしれないが、多ければ分売価格割れの展開もありうる。 万人向きの案件ではないため見送り方向が無難だが、中期保有目的なら打診参加程度もありかもしれない。 |