フェイスネットワークの立会外分売分析
銘柄名 | 【3489】 フェイスネットワーク |
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市場 | 東証マザーズ |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社は、平成30年3月16日に東京証券取引所マザーズ市場に上場いたしました。更に、社会的な認知や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的として、東京証券取引所市場第一部への市場変更を目指しております。今回の立会外分売は、市場第一部への市場変更に向けて、当社株式の分布状況の改善及び流動性向上を目的として行うものであります。ただし、何らかの理由で市場第一部の基準を満たさないと判断された場合には、市場第一部への市場変更が認められない可能性があります。 |
スケジュール
発表日 | 2018/11/08 (木) |
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予定期間 | 2018/11/27 (火) ~ 2018/12/03 (月) |
実施日 | 2018/11/27 (火) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 1,246 円 |
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分売枚数 | 1,800 枚 | 前日終値 | 927 円 |
申込上限 | 1 枚 | 分売価格 | 899 円 |
PER | 19.38 倍 | 割引率 | -3.02 % |
PBR | 3.73 倍 | 発表日比 | -27.85 % |
株式情報
発行済株数 | 4,980,000 株 | 時価総額 | 4,477 百万円 |
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浮動株数 | 881,460 株 | 浮動株総額 | 792 百万円 |
分売株数 | 80,000 株 | 分売総額 | 72 百万円 |
前日出来高 | 87,600 株 | 出来高/分売数 | 109.50 % |
対株式数比 | 1.61 % | 浮動株比率 | 17.70 % |
対浮動株比 | 9.08 % |
参加評価
分売評価 | C | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに200枚程度はあり流動性はそこそこ。 2018年3月に上場しており東証1部への市場変更を目的とした分売だが、1年ルールにより承認は早くて半年後とみられる。 2018年3月末現在の株主数は2,833名と基準を満たしてはいるが、基準日が上場日4日後だということもあり多少は減少していると思われる株主数増加がメインとみられる。 その他の要件は概ね問題なさそうだが、強いて言えば流通株式時価総額要件が際どいためこちらの充足もありそう。 今期業績は売上高+29%、営業利益+37%の大幅続伸を見込んでいるものの、2Q決算時点では人件費増などの影響で営業赤字のままに留まっている。 業種的には下期偏重型のパターンは多いが、2Q時点で売上高の通期進捗率15%という状況をみると心配になる。 PER4.07倍、PBR1.34倍の株価水準は景気変動の影響を受けやすい不動産業の中でも表向きは割安感があるが、前述のとおり業績に不透明感があるためあまり参考にならない。 株価は上場日を天井としてしばらく2,000円近辺で取引されていたが、8月の1Q決算が赤字だったこともあり失望売りで現在は1,200円近辺まで売り込まれている。 とりあえず分売としては株数が少なく短期的に利益の出る銘柄のため参加方針で良いが、業績面に不安があるためあまり中長期では保有し続ける銘柄ではなさそう。 11/26追記: 発表日から25%近く下落しているのに素直に実施している点は評価できるが、逆に下落しすぎて心配になる。 分売の需給悪化を先読みした売り以上に今期業績の未達懸念などもいくらか織り込んでいるのではないか。 とりあえず出来高に対して分売数量は少ないため短期的には利益は出そうだが、ここで反発できるかどうか。 需給が一転すれば1,000円くらいまでの戻しは期待しても良さそうだが、さらに下抜けするようなら見切りたい。 |