ソネット・メディア・ネットワークスの立会外分売分析

銘柄名 6185】 ソネット・メディア・ネットワークス
市場 東証マザーズ
信用区分 信用
実施目的 当社は、平成27年12月に東京証券取引所マザーズ市場に上場しました。今後更に社会的な認知度や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的に、平成30年11月6日開催の取締役会において、当期(平成31年3月期)中を目標に東京証券取引所本則市場(市場第一部)への市場変更申請を行うことを決議しました。

今回の立会外分売は、その形式要件の充足を図るとともに、当社株式の分布状況および流動性の改善を図ることを目的として行うものです。

ただし、形式要件の充足を含め、何らかの理由で本則市場への市場変更の基準を満たさないと判断された場合には、市場変更が認められない可能性があります。

スケジュール

発表日 2018/11/06 (火)
予定期間 2018/11/22 (木) ~ 2018/11/26 (月)
実施日 2018/11/22 (木)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 1,805 円
分売枚数 1,600 枚 前日終値 1,571 円
申込上限 1 枚 分売価格 1,540 円
PER 51.64 倍 割引率 -1.97 %
PBR 18.91 倍 発表日比 -14.68 %

株式情報

発行済株数 12,775,684 株 時価総額 19,675 百万円
浮動株数 1,149,812 株 浮動株総額 1,771 百万円
分売株数 94,000 株 分売総額 145 百万円
前日出来高 80,700 株 出来高/分売数 85.85 %
対株式数比 0.74 % 浮動株比率 9.00 %
対浮動株比 8.18 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

板は100枚程度、出来高は500枚以上と流動性は高い。

分売目的のとおり、当期中の東証1部への市場変更を目的として形式要件の充足のための分売実施となっている。

2018年3月末現在の株主数は872名となっており、1部基準の2,200名を満たすには倍以上に増加させる必要がある。

直近9月末の株主数は未公表だが、おそらくはもう1度くらい分売が必要になるのではないかと考えられる。

それ以外の要件については概ね問題なさそう。

今期業績は売上高+22%、営業利益+38%と大幅続伸の予想となっており、同日発表の2Q決算では前期比+61%の営業利益となっていることから想定通り期待できそう。

PER39.2倍、PBR5.29倍の株価水準は割高感がある。

株価はここ2年で7倍近く上昇しているが、8月に一時3,000円台を付けたかは反落して半値近くになってしまっている。

前月末の新興の市況悪化で付けた下値を下回らなければいいが、1日で100円近く動くなどボラティリティは高い。

分売数量は1日の出来高と同じくらいであるため需給面ではあまり心配していないが、売り時の見極めが難しい。

11/21追記:

発表日からすると1割以上下落しているが、それでも2%と渋い割引率で決定している点はいただけない。

チャート的にも下落傾向が続いており、ここから下抜けするようであれば当面は上値が重くなりそう。

通常であれば大丈夫な案件だが、最近の市況の不安定さからすると朝の気配を見てからでないと安心できない。

地合いが軟調な際は通常より売り物が増えやすいため、当日朝に相当な買い需要があれば参加としたい。

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