弁護士ドットコムの立会外分売分析
銘柄名 | 【6027】 弁護士ドットコム |
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市場 | 東証マザーズ |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社株式の分布状況の改善および流動性向上を図るため |
スケジュール
発表日 | 2018/11/06 (火) |
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予定期間 | 2018/11/13 (火) ~ 2018/11/20 (火) |
実施日 | 2018/11/13 (火) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 3,275 円 |
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分売枚数 | 1,100 枚 | 前日終値 | 3,250 円 |
申込上限 | 50 枚 | 分売価格 | 3,202 円 |
PER | 1792.03 倍 | 割引率 | -1.48 % |
PBR | 45.05 倍 | 発表日比 | -2.23 % |
株式情報
発行済株数 | 22,171,500 株 | 時価総額 | 70,993 百万円 |
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浮動株数 | 2,039,778 株 | 浮動株総額 | 6,531 百万円 |
分売株数 | 150,000 株 | 分売総額 | 480 百万円 |
前日出来高 | 186,400 株 | 出来高/分売数 | 124.27 % |
対株式数比 | 0.68 % | 浮動株比率 | 9.20 % |
対浮動株比 | 7.35 % |
参加評価
分売評価 | C | ||
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評価コメント | 板は300枚程度、出来高1,000枚以上と流動性は高い。 2017年8月に続き、3回目の分売実施となっている。 以前と同様にほぼ1部基準を満たしているが、流通株式比率がこの分売後でも30%程度と2部基準がやっとの状態。 仮に1部指定が発表されても同時に110万株程度の大規模の売出を行う必要があるため、仮に市場変更する意志が会社側にあるにしても株価インパクト的には微妙かもしれない。 今期業績は売上高+33%、営業利益+1%と売上は伸びる予想になっているが利益面ではいまひとつな状況。 2Q決算次点で前期比営業減益になっている点も気になる。 PER215倍、PBR46.4倍の株価水準は異常に割高といえる。 配当・優待ともに設定がなく、株主還元策に乏しい。 株価はここ2年で7倍近く上昇しており、9月末に一時5,000円目前まで迫ってからは3割近く下落している。 ボラティリティが高く1日で200円以上動く日もあり、分売のディスカウント分以上にザラバで動きそう。 ファンダではとても買えない株価であり、値動きが荒くハイリスクであるためあまり持ち越したくはない。 流動性の観点ではなんとかなりそうな気もするが、前回は一時割れていることを踏まえると慎重に判断したい。 11/12追記: 出来高や板の暑さなどは申し分ないが、過去10年で3番目に低い-1.48%という割引率な点だけはいただけない。 新興市場の市況が反転して悪化していること、値嵩株は売りが出やすい点も踏まえて同値近辺での寄りとなりそう。 参加者が多ければ分売価格割れる可能性もあり、指標的な割高さや利幅も少ないことから朝の気配で相当な買い需要がなければ見送ってもよさそう。 |