ショーエイコーポレーションの立会外分売分析
銘柄名 | 【9385】 ショーエイコーポレーション |
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市場 | 東証2部 |
信用区分 | 貸借 |
実施目的 | 当社は、2018年2月19日に東京証券取引所市場第二部に市場変更いたしました。さらに、社会的な認知や信用力を高め、企業価値向上を図ることを目的として、東京証券取引所市場第一部指定申請について具体的に準備を進めております。
今回の立会外分売は、その形式基準の充足を図るとともに、当社株式の分布状況の改善及び流動性向上を図ることを目的として行うものであります。 ただし、何らかの理由で市場第一部の基準を満たさないと判断された場合には、市場第一部指定が認められない可能性があります。 |
スケジュール
発表日 | 2018/09/04 (火) |
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予定期間 | 2018/09/20 (木) ~ 2018/09/26 (水) |
実施日 | 2018/09/20 (木) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 809 円 |
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分売枚数 | 1,600 枚 | 前日終値 | 687 円 |
申込上限 | 1 枚 | 分売価格 | 669 円 |
PER | 56.37 倍 | 割引率 | -2.62 % |
PBR | 9.97 倍 | 発表日比 | -17.31 % |
株式情報
発行済株数 | 6,850,000 株 | 時価総額 | 4,583 百万円 |
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浮動株数 | 527,450 株 | 浮動株総額 | 353 百万円 |
分売株数 | 300,000 株 | 分売総額 | 201 百万円 |
前日出来高 | 79,700 株 | 出来高/分売数 | 26.57 % |
対株式数比 | 4.38 % | 浮動株比率 | 7.70 % |
対浮動株比 | 56.88 % |
参加評価
分売評価 | B | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに200枚程度と流動性はまずまず。 2017年3月以来1年半ぶり6回目の常連銘柄となっている。 今回はやっと1部指定目的であることを明言しており、この分売で流通株式比率はクリアできるようになる見込み。 前回と同様に社長の芝原英司氏からの売却と考えられる。 ただし2018年3月末現在の株主数は1,323名で1部要件の2,200名には大幅に未達であることから、後述の優待新設と併せて9月末権利での株主数を増加させたい意図が見て取れる。 今期業績は売上高+5%、営業利益+2%の微増予想となっており、1Q時点でほぼ前年同様で可もなく不可もなく。 年間配当は10円で利回りは1.5%ほど。優待は3,9月権利でクオカード500円分を新設しており、総合利回りは3.0%ほど。 PER10.7倍、PBR1.80倍の株価水準はやや割安感がある。 株価は5月から8月にかけて4割近く下落していたが、前述の優待新設を受けてストップ高後大きく反転している。 優待権利日前であることから株価の底支えが期待でき、あまり大きく売られるということにはないと思われる。 株価は特に割高感があるわけでもなく、優待取りだけでなく市場変更目的での中期保有をしてみるのも面白そう。 分売としては過去5回とも負けなしの銘柄となっている。 前回の倍以上の株数であるが、貸借銘柄であるため当日までに流動性とある程度の空売りが入ることに期待したい。 9/19追記: 分売発表日より-15%近く下落しての値決めとなっており、株価は700円を下回っており値ごろ感が出ている。 空売りもそこそこ入っており出来高は増加している。 分売価格は25日線以下でありこれだけ売り込まれていれば700円くらいまでの反発は期待してもいいのではないか。 指標的にも割安感が出ており、1部指定に向けてこの値段であれば放置もしやすく優待権利取りも意識される。 下抜けしなければしばらく放置してみるのも面白そう。 |