日本リビング保証の立会外分売分析
銘柄名 | 【7320】 日本リビング保証 |
---|---|
市場 | 東証マザーズ |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図ることを目的として行うものであります。 |
スケジュール
発表日 | 2018/08/21 (火) |
---|---|
予定期間 | 2018/09/11 (火) ~ 2018/09/13 (木) |
実施日 | 2018/09/11 (火) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 2,666 円 |
---|---|---|---|
分売枚数 | 600 枚 | 前日終値 | 2,713 円 |
申込上限 | 1 枚 | 分売価格 | 2,633 円 |
PER | 55.89 倍 | 割引率 | -2.95 % |
PBR | 12.01 倍 | 発表日比 | -1.24 % |
株式情報
発行済株数 | 1,586,500 株 | 時価総額 | 4,177 百万円 |
---|---|---|---|
浮動株数 | - 株 | 浮動株総額 | - 百万円 |
分売株数 | 43,500 株 | 分売総額 | 115 百万円 |
前日出来高 | 2,000 株 | 出来高/分売数 | 4.60 % |
対株式数比 | 2.74 % | 浮動株比率 | - % |
対浮動株比 | - % |
参加評価
分売評価 | D | ||
---|---|---|---|
評価コメント | 先般8月14日に分売発表後、収益不動産取得の重要事実が発生したことに伴い8月17日に分売中止の発表をしている。 決算に伴って想定より株価が下落したためではないかと思われていたが、本日再度株数を4.8万株→4.35万株に4,500株減らした上で当初より2週間後に再度実施発表をしている。 これだけ短期間で二転三転した事例は前例がなく、上場ゴールのような来期予想と併せて経営陣への不信感は拭えない。 諸条件は先般の評価と変わりないため割愛する。 なお、会社側は東証1部を目指しているようだが、現状では利益水準・純資産水準とも大幅に未達であり先の話か。 板・出来高ともに100枚程度と流動性はまずまず。 PER30.7倍、PBR12.9倍の株価はやや割高感がある。 株価は先日の決算発表前は4,000円台だったが、来期予想の失望売りと分売発表で3,000円付近まで下落している。 分売中止直後は上昇したが、見事な寄り天で翌日以降には2,500円台まで反落してしまっている。 これだけ動いても浮動株が少ないことため流動性は相変わらずのままであり、株価にも底が見えない。 利益云々よりも不誠実な案件案件は市場から追放されてしかるべきのため抗議の意味で不参加としたい。 9/10追記: 引け際の謎の買いで特別気配で終わっているが、最終気配が売り板での約定でないだけはマシな状況にある。 発表時点ではそこそこ出来高があったためその頃に実施していれば良かったが、すっかり閑散としてしまっている。 割安株であれば中期的な需要などで当日意外に板が厚く参加者が少なければ割れない展開もありえるが、値嵩株は売り物が出やすいことを考慮するとやや厳しそう。 とはいえ参加者皆無の状況であればどう動くのかは興味深いところであるため、一応監視だけはしておきたい。 |