デザインワン・ジャパンの立会外分売分析
銘柄名 | 【6048】 デザインワン・ジャパン |
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市場 | 東証1部 |
信用区分 | 貸借 |
実施目的 | 当社株式の分布状況の改善及び流動性向上を図るため |
スケジュール
発表日 | 2018/08/16 (木) |
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予定期間 | 2018/08/23 (木) ~ 2018/08/27 (月) |
実施日 | 2018/08/23 (木) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 935 円 |
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分売枚数 | 4,900 枚 | 前日終値 | 854 円 |
申込上限 | 2 枚 | 分売価格 | 837 円 |
PER | 70.00 倍 | 割引率 | -1.99 % |
PBR | 13.18 倍 | 発表日比 | -10.48 % |
株式情報
発行済株数 | 15,072,600 株 | 時価総額 | 12,616 百万円 |
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浮動株数 | 602,904 株 | 浮動株総額 | 505 百万円 |
分売株数 | 400,000 株 | 分売総額 | 335 百万円 |
前日出来高 | 87,900 株 | 出来高/分売数 | 21.98 % |
対株式数比 | 2.65 % | 浮動株比率 | 4.00 % |
対浮動株比 | 66.35 % |
参加評価
分売評価 | C | ||
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評価コメント | 板・出来高ともに200枚程度と流動性はまずまず。 昨年も同様に2部降格基準以下の株主数だったためか分売を実施して8月期末時点では株主数はクリアしているが、また今年も2月時点での株主数は1,224名と半減している。 優待新設でもすればすぐに株主数は増加するため何度も分売をする必要性はない状況であり、株価が年初来安値である状況下でこの分売を発表していることを踏まえると、さらに需給悪化が進むため既存株主の利益を損ねているといえる。 今期業績は売上高+25%、営業利益+1%を見込んでおり、3Q時点では進捗率80%と順調だが2Qより伸び悩んでいる。 PER31.5倍、PBR5.27倍の株価水準はやや割高感がある。 年間配当は未定だが、昨年同様と仮定すれば年間1年で利回りは0.1%ほど。株主優待は特に設定されていない。 株価は3Q決算発表までは1,200-1,400円のレンジだったが、前述の決算についての失望売りで200円以上売り込まれ、現在では節目の1,000円を割れて年初来安値を更新している。 ただ昨年の状況下とは違って貸借銘柄であるため、そこまで需給面では悪化せずになんとかこなせそうな気はする。 ただ分売数量は少し多いため、当日までに流動性が増加してなおかつ空売りが溜まっていれば参加したい。 8/22追記: 分売発表以降は大きく売り込まれて100円近く下落しているが、昨年同様に割引率が渋いところが惜しいところ。 そこそこ空売りは増えているが、新興市場が以前より冷めていることも踏まえて売りが吸収できるかどうか。 昨今の分売状況では安泰そうな案件では逆に短期参加者の売り物が増えて需給悪化となるため安心はできない。 上記を踏まえて裏の読み合いでの参加判断としたい。 これだけの分売数量では売り圧力で上値が重くなる可能性もあるので、利確タイミングには注意することにしたい。 |