JBイレブンの立会外分売分析
銘柄名 | 【3066】 JBイレブン |
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市場 | 名証2部 |
信用区分 | 信用 |
実施目的 | 当社株式の分布状況の改善、流動性の向上を図る為 |
スケジュール
発表日 | 2018/08/08 (水) |
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予定期間 | 2018/08/22 (水) ~ 2018/08/29 (水) |
実施日 | 2018/08/22 (水) |
分売情報
単元株数 | 100 株 | 発表日終値 | 928 円 |
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分売枚数 | 1,400 枚 | 前日終値 | 863 円 |
申込上限 | 40 枚 | 分売価格 | 837 円 |
PER | 177.55 倍 | 割引率 | -3.01 % |
PBR | 9.40 倍 | 発表日比 | -9.81 % |
株式情報
発行済株数 | 7,039,900 株 | 時価総額 | 5,892 百万円 |
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浮動株数 | 2,400,606 株 | 浮動株総額 | 2,009 百万円 |
分売株数 | 240,000 株 | 分売総額 | 201 百万円 |
前日出来高 | 32,200 株 | 出来高/分売数 | 13.42 % |
対株式数比 | 3.41 % | 浮動株比率 | 34.10 % |
対浮動株比 | 10.00 % |
参加評価
分売評価 | D | ||
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評価コメント | 板は100枚程度、出来高20枚程度と流動性に乏しい。 2017年2月以来、1年半ぶり2回目の分売となっている。 前回の分売は社長の新美司氏と社外取締役でグルメ杵屋社長の椋本充士氏がそれぞれ分売数量の半分ずつ売却している。 5月にも社長の持ち株の6割を自身の資産管理会社に売却をしており、今回も何らかの資本政策の一環とみられる。 今期業績は売上高+4%、営業利益+28%を予想しているものの、ただでさえ営業利益率が2%と低いため前期に店舗の減損損失で赤字になったようにあまり信用はできない。 配当は前期は無配だったが、今期は現時点では未定。 株主優待として3,9月権利で株数に応じて株主優待券の設定があり、基準株数毎なら概ね1%程度の利回りはありそう。 PER104.7倍、PBR6.39倍の株価水準は非常に割高。 株価は年初の1,000円前後からはやや反落してここ3ヶ月ほどは900-940円の非常に狭いレンジで取引されている。 ただ流動性の低さは相変わらずのため、この株数の分売を実施すれば当然需給は崩れて反落の可能性がある。 翌月は優待権利月なので放置すれば戻しそうだが、短期的には損失の可能性が高く無難に見送りとしたい。 8/21追記: 前日に大きく売り込まれているため分売価格は年初来安値以下になっている点は評価できる。 ただやはり分売数量は出来高に対して多く、昨今の分売銘柄の資金の入りづらさも考慮すると分売割れ懸念がある。 なおかつ成績の悪い地方市場案件でPER100倍超の銘柄となると参加メリットが見えないため見送りが無難そう。 |